投稿内に広告が含まれています

今さらながら「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」が面白い…


僕は1stガンダムのTV版をリアルタイムで見ていた、いわゆる“ガンダム第一世代”だ。
だから、というわけではないんだけど、今まで“宇宙世紀シリーズ”以外のガンダムは見なかった。
“宇宙世紀シリーズ”というのはトミノ作品に限らず、ポケ戦や0083、08小隊からユニコーンまで含んだ、同一世界の一連の作品群だ。
サンダーボルトもハードで面白かった。

sankouガンダムが悪役!? 「機動戦士ガンダム サンダーボルト」は大人のガンダムだ!

そんなわけで、名作の誉れ高い“SEED”も“00”も見ていない。

それが先日、Amazonプライムビデオで見られることもあり、暇つぶしくらいのつもりで「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を見たら、すっかりハマってしまった…

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのココが面白い

主人公が魅力的

主人公の三日月・オーガスは、ロボットアニメにありがちな熱血漢でもないしメカヲタクでもない。
冷静沈着な戦士ではあるけど、相棒のオルガ・イツカの指示があれば平気で殺人もするし、躊躇なく死地にも赴く。

だからといって、無表情ではあるけど感情をもっていないわけではなく、オルガだけにではなく他のメンバーに対しても優しく、仲間意識が強い。

他のアニメで近いキャラクターを、すぐに思いつかないくらいハードボイルドで独特な主人公だ。

その他登場人物も魅力的

三日月の相棒であるオルガ・イツカも、一見単純な直情型キャラクターに見えるんだけど、実は冷静沈着な指揮官だ。
ハードなストーリーと鉄華団という戦闘集団の中にありながら、ムードメーカー的なビスケット・グリフォンも良い。
その他、モブのようなキャラクターまで活き活きと描かれている。

と思っていたら、監督は青春群像アニメの名作「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の長井龍雪、シリーズ構成は同じく「あのはな」の脚本を書いた岡田麿里だった。

ロボットアニメでは過剰ともいえる群像劇が展開されている理由が分かった。

まとめ

ミリタリックな世界観と肉弾戦中心のモビルスーツ戦もイイ。
そして何よりも、人間関係をきっちり描いたストーリーがイイ。

僕はまだ1期の途中までしか見ていないんだけど、早く見終わって現在放送中の2期をリアルタイムで見たいと思う。

もし僕のように、“宇宙世紀シリーズ”にこだわっている人でAmazonプライム会員の人は、タダで見られるのでぜひ見て欲しい。
ていうか、これを見るためだけにでもプライム会員になってもいいくらいだ。
お試し期間があるので、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を全話見てから、30日以内に解約すれば料金はかからない。

でもコレって、ガンダムじゃなくてオリジナルのロボットものでも良かったんじゃね、なんていったらダメなんだよね、たぶん…

[文中敬称略]