CES 2016で、「Best of CES-Best PC」や「People’s Choice」など18もの賞を獲得したRazerのRazer Blade Stealthが、2016年5月26日から日本国内でも同社のオンラインストアで販売を開始された。
また外部ユニットRazer Coreも、日本での発売が発表された。
Razer Blade Stealth
Razer Blade Stealthは、ゲーミングPCでありながらモバイルでの使用も考慮したUltrabook*1だ。
ゲーミングPCなのでハイスペックであることは当然として、特筆すべきはその美しい筐体だ。
本体は、航空機に使用されているというアルミニウムのCNC削り出し加工で、高級感と堅牢性を実現している。
キーボードは、キーひとつひとつにRGBのバックライトを搭載し、約1680万色の発色をカスタマイズが可能。
独特の艶感を持った漆黒の天板に、誇らしげに怪しい光を放つロゴと虹色に光るキーボードは、まさにサイバーの極みといって良いだろう。
スペック
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OS:Windows10
ディスプレイ:WQHD(2560 x 1440)/ 4K UHD(3840 x 2160)
ストレージ:128GB/256GB/512GB SSD
CPU:Core i7-6500U デュアルコアプロセッサ 2.5GHz / 3.1GHz (Base/Turbo)
メモリ:8GB デュアルチャンネルオンボードメモリー
外部端子:Thunderbolt 3(USB-C)、USB 3.0ポート×2、HDMI 1.4b、3.5mmステレオミニポート
サイズ:13.1×321×206mm
重さ:1.25kg
Razer Core
Razer CoreはRazer Blade Stealthのグラフィック性能を超絶強化する、外付けデスクトップグラフィックスだ。
Thunderbolt 3で接続し、組み合わせることでデスクトップPCなみのゲーム体験を可能にする。
ただしビデオカードは付属していないので、別途用意する必要がある。
スペック
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接続:Thunderbolt 3
入出力インターフェイス:Thunderbolt 3(PC 接続用)、USB 3.0×4、ギガビットイーサネット10/100/1000
消費電力:500W
サイズ:104.9×339.9×218.4 mm
まとめ
僕が使うとしたら、Razer Blade Stealth WQHDの128GB版だ。
そしてRazer Coreと20インチ以上のディスプレイ(できれば4K)も用意する。
外出先での作業は、Razer Blade Stealthで作業。
ディスプレイはWQHD、ストレージも128GBで充分だ。
自宅ではRazer Coreと高画質ディスプレイで、ハイスペックなPCゲームを楽しむ…
最高でじゃないか!
新しいMacBookやVAIO S11、HP Elite Book Folio G1も良かったけど、食指が動くまではいかなかった。
しかしRazer Blade Stealthは単体のデザインもさることながら、Razer Coreと組み合わせて使うというコンセプトが、とてもサイバーで心惹かれる。
最低スペックでも必要十分な性能で、119,800円(税別)というコストパフォーマンスも魅力的だ。
Razer Blade Stealthでカフェでドヤリングすれば、林檎マークを威嚇できること間違いなしだ(僕は林檎使いだけど…)。
Ultrabook*1 インテルが提唱したモバイルノートパソコン。薄型軽量で長時間のバッテリー駆動が可能なうえ、低価格であることを特徴としている。日本国内でもカタカナ表記(ウルトラブック)を使わず、Ultrabookと表記するのが原則。