いろんなもののデータ化が進み、書面がほとんど必要なくなってきた。
とはいえ、年に何度かはハガキや封書などで書面を郵送する必要に迫られることがある。
そのたびにハサミや糊を購入するのは効率が悪い。
最低限の文房具は用意しておいても良いだろう。
そのためにステーショナリーキットを購入した。
「team-demi(チームデミ)」だ。
プラスのステーショナリーキット team-demi
けっこう豪華なパッケージ。
開くとこんな感じ。
中身はteam-demi本体と、簡単な説明が書かれた冊子。
角が丸くなめらかな、手触りの良いケース。
サイズは124×85×35mmで、重さ264g。
見かけより、けっこう重さを感じる。
開くと8種類のツール。
① ハサミ
② テープ
③ ホッチキス
④ カッター
⑤ 液体のり
⑥ 定規
⑦ メジャー
⑧ SIMピン
ハサミは刃の部分が、わずかに湾曲している。
切断時の接触部分が1点になるので、最小限の力で切ることができる。
定規の背面(メモリがない方)には、金属片が埋め込まれている。
定規を当ててカッターで直線に切る時、誤って定規を削ってしまう危険性がない。
それぞれの文房具に細い配慮がされている。
さすがのプロダクトデザイン製品。
ケースには磁石が仕込まれていて、それぞれが吸い付くように枠に収まる。
冊子にもAttentionとして書かれてあるが、磁気カードや精密機械、時計など磁気の影響を受けやすいものは近づけない方が良さそうだ。
テープや液体のりの消耗品、刃こぼれの可能性があるカッターなど消耗品は、単品でも販売されている。
定規の下は、仕切りの付いた小物入れになっている。
小物入れには、クリップ類を入れることにした。
ゼムクリップは磁石の影響で暴れる(?)ので、小さなビニール袋に入れておく。
クリップ類を収めたところ。
まとめ
デザインは、±0や無印良品などでもデザイナーとして活躍する、日本を代表するプロダクトデザイナーの深澤直人氏。
team-demi自体も、2020年度グッドデザイン賞受賞している。
機能性だけでなく、所有欲も満足させてくれる一品だ。
日常生活で必要なものが、限られたスペースに無理なく収められている。
ふだんの生活も、こうありたいものだ。