iOS8から通知センターにサードパーティ製のウィジェットが配置できるようになり、様々なアプリが増えた。
そんなウィジェットの中で、Androidに匹敵するくらい表示項目が多く、カスタマイズ性が高いウィジェットアプリがVidgetsだ。
Vidgetsは電話やメールなど使用頻度の多いものや天気、端末の状態を表示するもの、さらにランチャー機能など汎用性に優れている。
さっそく使ってみよう。
Vidgets – Less Code Ltd
Vidgetsの使い方
Vidgetsを起動し、下中央の[+]をタップ。
追加できるウィジェットが表示されるので、希望のものをタップ(今回はカレンダー)。
表示された。
削除したい場合は、右下の[編集(エンピツマーク)]をタップ。
iPhoneのホーム画面のように、不要なウィジェットの[×]をタップすると削除される。
また、この状態でドラッグ・アンド・ドロップすれば場所を入れ替えることもできる。
Vidgetsのウィジェット
Quick Contacts
電話やメールなどのウィジェット。
よく利用する相手を登録しておけば、ワンタッチで連絡をとることができる。
- Send Email:メール作成
- Send Message:メッセージ作成
- Phone Call:電話
- Facetime:画像付Facetime
- Facetime Audio:音声のみFacetime
- Twitter Mention:ツイッターメンション
- Skype:Skype通話
(Moreを開く)
Clock
時計やカレンダー、タイマーなどで、時計は都市名などを選択し、ワールドクロックとしても使える。
- World Clock:世界時計
- Analog Clock;アナログ時計
- Digital Clock:デジタル時計
- Calendar:カレンダー
- Timer:タイマー
Seprator
ウィジェットの上下をラインで区分けしたり、スペースを開けたりしてUIを調整する。
- Seprator:ライン
- Spacer:スペーサー
System
iPhoneの状態を表示する。
- Battery:充電残量
- Free Space:ストレージ使用率
- Free Memory:メモリ使用率
- CPU Usage:CPU使用率
Launcher
登録されているアプリを配置し、通知領域から起動できるという、ランチャーアプリとしても使える。
Styled Launcher
上記の“Launcher”と同様だが、こちらはアイコンがモノクロでスタイリッシュ(?)。
Network Speed Monitor
ネットワークの通信速度を表示する。
- Network:ネットワーク速度
- Mobile:モバイルデータ速度
- WiFi:WiFi速度
GPS
iPhoneのGPSやコンパスを利用して、移動速度や方角を表示する。
- Speedmeter:アナログ速度計
- Compass:アナログ方位計
- Speedmeter:デジタル速度計
- Compass:デジタル方位計
- Altitude:高度計
Quick Actions
ブックマークやナビゲーションを登録しておく。
Quick Navigationに自宅を登録しておけば、出先からでもワンタッチで帰宅ルートが表示される。
- Web Bookmark:ブックマーク登録
- Quick Navigation:ナビゲーション
Motion
iPhoneのモーションセンサーを利用して、水平や傾斜を表示する。
- Level:水準器
Weather
今日、明日の天気や気温を表示する。
- Weather:今日の天気
- Tomorrow:明日の天気
- Tomorrow Temp.:明日の気温
- Temperature:現在の気温
- Min Temperature:今日の最低気温
- Max Temperature:今日の最高気温
- Sunrise:日の出時刻
- Sunset:日の入時刻
まとめ
iPhoneの通知センターの[編集]を開き、Vidgetsの前の[+]をタップすると通知センターに編集したウィジェットが表示される。
僕のウィジェットはこんな感じ…
もっとも便利なのがQuick Navigation。
自宅を登録しておけば、ワンタッチで帰路の鉄道時刻や道順が表示される。
もはや外出時の必需品になってしまった。
表示できるものが多いので、ついつい調子にのって項目を増やしてしまいがちだが、厳選して必要なものだけを登録しておく方が結果的に使いやすい。
意外と使うものは多くないはずだ。
またGPSを使うウィジェットは、若干バッテリーの消費が大きいようなので、そのあたりにも注意が必要だ。
有料版を購入することで、ウィジェットのカラーを変更するなど、さらにカスタマイズ性が上がるようだ。
しかし、ふつうに使うなら無料版(2016/8/21現在)で充分だろう。
Vidgets – Less Code Ltd