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僕がオススメするビジネス書!? 3選


僕はビジネス書や自己啓発本の類は、ほとんど読まない。
遠い昔、ベストセラーを中心に何冊か読んだことがあるが、ビジネスに役立ったことも自己が啓発されたこともないからだ(僕の読み方が悪かったのかもしれない)。

ではなぜタイトルを “ビジネス書” にしたかというと、Amazonのビジネス書大賞2017で「サピエンス全史」が第一位になっていたからだ。
僕は「サピエンス全史」をビジネス書として読んでいない。
「サピエンス全史」のどこがビジネス書なのか、僕には分からない。

それは、まぁイイ。
僕がオススメする “ビジネス書” を3冊ご紹介しよう。

サピエンス全史


高城剛氏や堀江貴文氏も絶賛する、2016年のベストセラー。
人類史を歴史学だけでなく、生物学や物理学、果ては哲学や神学的な側面から分析する。
と書くと、とても難しく感じるかもしれないが、単純に読み物としても楽しいし、とても読みやすい。

特に人類史の三つの重要な革命、“認知革命” “農業革命” “科学革命” を単純に肯定するわけでなく、そのマイナス側面も記されているところが興味深い。
さらに後半は将来の人類、“超ホモ・サピエンス” の時代(高城氏のいうHuman3.0?)をAIや遺伝子操作の進化の側面から分析している。

現在必読の1冊と呼んでイイだろう。


銃・病原菌・鉄


「サピエンス全史」以前の同タイプのベストセラーといえばコレだ。
タイトルの “銃・病原菌・鉄” は、著者が白人が世界を征服する際に、もっとも効果を発揮したと考えているモノに由来している。
ではなぜ白人がそれを持つことができたのかを、こちらも歴史学だけでなく地理学や言語学、宗教学なども交えて解き明かす。

「サピエンス全史」に負けない博識と、(著者が違うので当然ではあるが)異なった側面からの分析など、こちらも必読書といって良いはずだ。


文明崩壊


「銃・病原菌・鉄」と同じ著者による、こちらは一度は繁栄した文明がなぜ滅んだか、を分析する文明史書。
とはいえ、実は本書は未読だ。
「銃・病原菌・鉄」を読んだ後に読むつもりだったが、お腹がいっぱいになってしまい、他の本を読んでいる間に「サピエンス全史」を読み、またしてもお腹いっぱいになって未だに読めていない。

もうそろそろ、読めそうなので読むつもりだ…


まとめ

いずれも上下巻で分量が多く、内容も難しそうなので読むことをためらっていた人もいるかもしれない。
しかし心配することはない。
これらの本は小説ではないので、一定期間内に読まないと前半のお話を忘れてしまう、ということがない。
気が向いた時に気が向いた分量を読むだけでも、充分な知識が得られるはずだ。

もっといえば、最初から順番に読む必要もない。
章題を見て、気になったところから読んでも良い。
読んで分からなければ前に戻って読むなど、読み方は自由自在だ(ほんとうは前から順番に読むのが一番分かりやすいけど…)。

そして、少しでも読書に慣れていて知識欲に溢れた人なら、一気に読むことができるだろう。
それくらい、こなれた文章で興味深い内容だ。
自己が啓発される可能性はあるが、ビジネスに役立つことはないと思うけど…

 
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