先日、新型のリリースが発表された「Fire 7」と「Fire HD 8」。
それはこのブログでも紹介した。
買いか否か!? 新型Amazon「Fire 7」「Fire HD 8」リリース!
「Fire 7」はともかく、「Fire HD 8」については安くなったものの、スペック的にはそのままで厚く重くなったので、マイナスポイントが目立つと書いた。
しかし、それ以上のスペックダウンが見つかった。
ジャイロスコープが搭載されていない可能性があるのだ。
新旧技術仕様比較
旧Fire HD 8技術仕様のセンサー欄には、確かに “ジャイロスコープ” とあるが…
新Fire HD 8技術仕様のセンサー欄からは消えている…
単純な記載ミスなのだろうか…
ジャイロスコープとは
そもそもジャイロスコープには、どういう機能があるのだろうか。
ジャイロスコープは、XYZの3軸方向のセンサーで、端末の角度や角速度を計測する機器。
AppleがiPhone 4で、始めてスマートフォンに搭載させたことで話題を呼んだ。
端末の上下縦横を感知する機能や、この機能を利用したゲームなどもある。
ジャイロスコープがないことの影響は?
ほんとうに新Fire HD 8のジャイロスコープが搭載されていないからといって、ディスプレイの縦横を自動的に切り替えられないということはないだろう(もしそうなら、タブレットとして致命的だ)。
実際、ジャイロスコープがないFire(第5世代)でも切り替わっている。
ただゲームに関しては、ジャイロスコープを多用するものはプレイできない、できても快適ではない可能性はあるかもしれない。
例えば「ポケモンGO」などは、ジャイロスコープがないと、プレイはできるがARの機能は使えないらしい…
まとめ
ほんとうにジャイロスコープが搭載されていないのか、仮に搭載されていないとしてどういう不具合があるのか、もしくはないのか現時点では分からない。
しかし搭載されていなければ、明らかなスペックダウンといって良いだろう。
その他、サイズ的な部分を含めても、もしかすると旧型Fire HD 8の方が買いかもしれない。
新型の予約が開始された今でも、旧型Fire HD 8は販売されている。
新型と比べて価格は高いしプライム会員値引きもない。
ビデオクーポン券もついていない。
それでも販売開始時に比べたら半額近くにはなっている。
その差額がジャイロスコープ代と考えた時、どう判断するかはユーザーしだいだ。
現時点では16GBは完売状態だが、32GBは在庫ありになっている。
決断は早いほうが良いかもしれない。