PR

書籍はすべてKindleと決めている僕が考える、電子書籍のメリット・デメリット【追記あり】


最近は書籍を購入するなら電子書籍(Kindle)と決めている。
いくらでも持ち運ぶことができるので便利だが、そればかりではない。
メリットがあれば、当然デメリットもある。

電子書籍(Kindle)のメリット

すぐ読める

紙の本を購入するには、書店に足を運ぶ必要がある。
以前は多くの場合、最寄りの駅に一軒くらい書店があったが、今は閉店したところが多いだろう。
ターミナル駅の大型書店に出向くか、郊外のショッピングセンター内の書店に足を伸ばす必要がある。

Amazonでネット通販でも、当日配達ですら数時間は待つ必要がある。
いつ来るかわからないので、その間は出かけることもできない。

電子書籍(Kindle)は、購入してすぐにダウンロードできる。
約数分で読みたい本を読むことができる。

何冊でも持ち運ぶことができる

紙は軽いが、本は重い。
文庫本一冊の重量は、100ページで平均50gといわれているので、300ページで150g、400ページで200gといったところか。
これだけでは大したことなさそうだが、文庫本も2冊3冊になると500gを超える。
単行本(四六判ハードカバー)になると、なおさらだ。

電子書籍(Kindle)であれば、スマートフォンで持ち運ぶことができる。
ストレージの許す限り、数十冊から数百冊でも持ち運ぶことが可能だ。

電子書籍(Kindle)の一番のメリットといって良いだろう。

保管場所に困らない

ある程度の冊数になると、保管場所もそれなりに必要になる。
書架に並べるにせよ、部屋のスミに積読にせよ、かなりのスペースを占領する。
熱心な読書家になると、それ専用の部屋や、コンテナハウスを借りる人もいるくらいだ。

電子書籍(Kindle)は保管場所が必要ない。
デベロッパーの用意するサーバー、クラウド上にすべて保管されている。
ネット回線があれば、いつでもダウンロードし、閲覧することが可能だ。

もちろんストレージに余裕があれば、端末にすべてダウンロードしておくことも不可能ではない。

セールで安価に購入できる

紙の書籍がセールになることは、ほとんどない。
たまに書籍フェアなどが開催されることがあるが、目あての本が対象になることはほぼ皆無。

Kindleであれば、Amazonなどで定期的にセールが開催されている。
30〜50%OFFで販売されることが多い。
すぐに読みたい本でなければ[ほしいものリスト]に入れておいて、定期的に見に行けばよいだろう。


▲ このように表示される。

さらに、リリース時は紙の本と同価格だが、その後(数週間〜1ヶ月後くらい?)にKindle版のみ10%OFFになる場合もある。
これも、リリース直後すぐに読みたい本でなければ、1ヶ月程度様子をみるのもありだ。

また、購入価格は値引きされないが、ポイント還元が高くなる場合もある。
通常ポイントは購入価格の1%だが、30〜50%のポイントが還元される場合もある。
Amazonのヘビーユーザーであれば、これはほとんど値引き販売と同等と考えて良さそうだ。
ただし、この場合は[ほしいものリスト]に入れておいても表示されないので、イベント時などにこまめに確認する必要がある。

電子書籍(Kindle)のデメリット

売れない

読み終わって置いておく必要がない本は、早々にBOOKOFFなどに売りに行く人もいるだろう。
最近はメルカリなどを利用する人も多いかもしれない。

しかし電子書籍(Kindle)は売ることができない。
どうしようもなくくだらない本、買って後悔した本でも、売る方法はない。

二度と見たくもないなら、Amazonのサイトの[コンテンツの管理]から削除するしかない。
一銭にもならないけど…

売れないので当然ながら古本、古電子書籍(?)というのも存在しない。

Amazonで買い取りサービスをしてくれると良いのだが。
もちろん10%などとはいわない。
2〜3%、いや1%でも構わない。
現金ではなくポイントで良い。
次回Amazonで利用できるので、購入動機につながる。

まぁAmazonにはほとんど得はないけど、それくらいのサービスはあってもイイんじゃないかな…

貸せない

逆に、どんなに面白い本、ぜひ多くの人に読んでもらいたい本でも、貸すことができない。
アカウントごとであれば可能だが、家族ならともかく赤の他人にAmazonでの購入を含め、すべてのサービスに紐付いたアカウントを貸すことはできないだろう。

海外では期間限定で、Kindleを第三者に貸すことができるサービスが開始されたという情報もある。
日本でもそういうサービスがあれば楽しいのに…

読めなくなる可能性がある

以前ブログにも書いたが、電子書籍を購入するということは書籍自体を購入しているのではなく、読む権利を購入している。

僕が電子書籍はKindleと決めている、たった1つの理由【追記あり】

つまり、利用している電子書籍サービスが終了すれば、その電子書籍は読めなくなるということだ。
実際にサービスが終了し、読めなくなった電子書籍サービスもある。

電子書籍サービスを利用する場合は、そういう可能性も考慮しなければならない。
何が起こるか分からないのが、今の世の中だ。

まとめ

僕は電子書籍はKindle一本だ。
理由はデメリットのひとつ、読めなくなる可能性が少ないということ。
Amazonがなくなることも、Kindleのサービスが終了することも、僕が生きている間は考えにくいからだ。

というわけで、今日もKindleを利用している。