2019年10月30日に発売された新型Fire HD 10(第9世代)。
予想以上の人気だったようで、一時期品切れ状態だった(現在は在庫が復活している)。
僕は予約開始早々に予約したので、発売日に入手することができた。
▷ 吉報! Amazon 新型Fire HD 10 アップデートされてリリース!!
USB Type-C
今回の目玉アップデート(?)のひとつが、充電・同期端子がmicroUSB端子からUSB Type-C端子に変更されたこと。
接続に裏表がないので、これは便利だ。
他のガジェット類もUSB Type-Cのものが増えてきているので、ケーブル類も兼用できる。
CPU強化
もうひとつの目玉アップデートがCPUの強化。
1.8GHz×2・1.4GHz×2 クアッドコアから、2.0GHz オクタコアになっている。
これにより30%高速化されている。
とはいえ僕の使用範囲では、それほど変化を感じられない。
ゲームなど重い動作のアプリを使うと、違うのかもしれない…
前モデル(Fire HD 10 第7世代)も、個人的にはそれほどストレスを感じることがなかった。
ファイルアプリ
今回新たにファイルアプリがディフォルトで搭載された。
Fire自体の内部データだけでなく、外部ストレージ(micro SDカード)のデータも操作できる。
今まではサードパーティ製の「Yahoo!ファイルマネージャー」を使っていたが、その必要がなくなった。
▷ LUMIX CM10やAmazon FireなどのAndroid端末のファイル管理アプリ「Yahoo!ファイルマネージャー」の使い方
と思ったら、Amazonアプリストアからダウンロードできなくなっている…
Fire OS 7
新型Fire HD 10(第9世代)の合わせてリリースされたのが、専用OSであるFire OS 7。
前モデルのFire OS 5のAndroid 5(Lollipop)に対し、Fire OS 7はAndroid 9(Pie)をベースにしている。
実に4世代分のバージョンアップだ。
これに合わせてAndroid 9のいくつかの機能も、Fire HD 10で使えるようになった。
PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)機能
Amazon PrimeVideoやYouTubeなどをアプリで再生中にホームボタンを押すと、再生画面が縮小され右下角移動して再生が継続される。
ブラウザやSNS、メールなど他のアプリを操作しながら、動画コンテンツを再生できる機能だ。
再起動・スクリーンショット機能
電源ボタンを長押しすると、「電源オフ」「再起動」「スクリーンショット」を選択できるメニュータブが表示される。
特にスクリーンショットはワンタッチで撮れるので、こんな(?)ブログを書くうえでとても簡単になった。
再起動もFireの動作がおかしい時などに、便利な機能だ。
外観は、ほぼ変わらず
いくつかの機能的な変更・アップデートがあったが、外観にはほとんど変更がなかった。
電源・ボリュームスイッチが前モデルの金属色(シルバー)から、ボディー同色になったくらいか。
デザイン的にはスタイリッシュになったが、スイッチの位置が分かりにくくなり、多少操作性が落ちたような気がする。
ボディーサイズやスイッチ類の位置にも変更がないので、前モデルのケースを使うことができる。
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まとめ
他の購入者のレビューを見ると、画面(黄色い・四角が暗いなど)やKindleアプリ(本をダウンロードできない・ダウンロードした本が消えるなど)の不具合があるようだ。
可能なものに関しては、今後Fire OSやアプリのアップデートで、順次不具合は解消されていくだろう。
幸い僕の端末では、今のところ不具合は発生していない。
他社の端末(iPhoneなど)でも、初期生産分には不具合が含まれていることがある。
気になる人は、少し様子を見てから購入しても良いかもしれない。
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