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ミニマルな火狐!? 新型Android版Firefoxのパイロット版「Firefox Preview」


ChromeやBraveなど、いくつかのウェブブラウザアプリを使ってきた。

Web3.0用ウェブブラウザ!? 「Brave」の使い方

しかし結局いつもFirefoxに戻してしまう。

そんなFirefoxの次期Androidアプリ、「Firefox Preview」のパイロット版がGoogle Playからダウンロード可能になっている。

Firefox Preview(パイロット版)の特徴

Firefox Previewの最大の特徴は、Android用ブラウザアプリの多くが利用しているGoogle製レンダリングエンジン “Blink” ではなく、Firefoxを開発しているMozilla独自の “GeckoView” を採用していること。

これにより、Googleの呪縛(?)から逃れられるだけでなく、今までのFirefox for Androidより最大2倍の高速化を実現しているという。

ちなみに以前このブログでも紹介した「Firefox Focus」でも、バージョン7.0以降はGeckoViewを採用している。

「Firefox Focus」iPhoneでのプライバシー保護特化型ブラウザは白い火狐におまかせ!

Firefox Preview(パイロット版)

Google Playからダウンロード・インストールし、起動すると初期設定画面が開く。

Firefoxアカウントがあれば、Syncで同期することができる。
他にダークモード、トラッキング拒否機能などの設定も可能。

下にスクロールし[ブラウジングを始める]をタップして利用開始だ。

特徴のひとつが、アドレスバーが下にあること。

これにより上部がスッキリし、ブラウジングに集中しやすい。

アドレスバーの右、[]をタップするとメニューが開く。

[進む][戻る]や[再読込]のボタンはここにある。

メニューの[設定]から、各種設定が可能だ。

iOS版Firefox Previewは開発不可能?

先に述べたように、Android版Firefox Previewの最大の特徴は、レンダリングエンジンにGeckoViewを採用していること。
しかしiPhoneやiPadなどのiOS版ウェブブラウザには、Appleが開発している “WebKit” 以外の利用を禁じている。
つまりAndroid版と同等の、GeckoView採用のiOS版Firefox Previewは、事実上リリースできないということになる。

これに対しMozillaは「可能な限りFirefox Previewの機能を『Firefox for iOS』に搭載できるよう努力する」としているようだ。

まとめ

パソコン(Mac)版のブラウザも、BraveやOpera、MicrosoftのEdgeまでもがGoogleが開発するChromiumベースになってしまった。
そんな中、独自路線を突き進んでいるのは、MozillaのFirefoxだけになってきた。

僕がFirefoxを使い続けているのは、慣れていることが一番の理由だ。
しかし孤軍奮闘しているFirefoxを応援したい気持ちも、間違いなくある。

Firefox Focus: プライバシー保護ブラウザー

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