かつて、ブラウザといえばIE(Internet Explorer)だった。
しかしWindowsの一党独裁体制が崩れ、Googleが勢力を伸ばしてくると、ブラウザのシェアもChromeにとって代わられた。
僕もChromeを使っていたので、その高性能さはよく知っている。
しかし、いろんな噂からセキュリティー面に不安を覚え、その前に使っていたFirefoxにメインブラウザを戻した。
僕が浮気している間にもFirefoxは進化を続け、Chromeに負けないくらい軽快に動作するようになっていた。
そんなこともあり僕はFirefox、火狐を使い続けている。
ブラウザーのシェア、グーグル「クローム」が首位に マイクロソフト「IE」を逆転【日本経済新聞】
Firefoxを使う3つの理由
① セキュリティー性
Firefoxは設定しだいで、かなりセキュリティー性能を強化できる。
トラッキング保護機能を有効にしておけば、複数のサイトにまたがってユーザーのデータを追跡できなり、他のウェブサイトで閲覧履歴がある商品が表示されるということもなくなる。
さらにプライベートブラウジングを使えば、PC上にもCookieやパスワード、一時ファイル、履歴などの情報を残さないステルスモードでブラウジングできる。
② カスタマイズ性
Firefoxの一番の特徴はアドオンといわれる拡張機能があること。
同じようなものはChromeやSafariにもあるが、Firefoxには他のブラウザにはない特殊なものも多い。
ただし注意しなければならないのは、アドオンを多く入れ過ぎるとFirefoxの動作が重くなること。
また、中には悪意のあるアドオンも存在し、個人情報を抜かれることもあるようなので注意が必要だ。
③ 汎用性
FirefoxはWindowsやOS X(Mac)、Linux系など、ほとんどのプラットホームで使用可能だ。
モバイル版ではAndroidはもちろん、昨年iOS版もリリースされた。
それぞれでログインしておけば、ブックマークなどの共有も可能だ。
まとめ
先日、Firefoxを開発しているMozillaは、TORの重要なプライバシ機能をFirefoxへ統合することを発表したという。
Massive Security Boost: TOR Privacy Features Are Coming To Mozilla Firefox【fossBytes】
TORはステルスブラウザで最も有名で、一部のギーク(?)たちには必須のアプリといって良いだろう。
その機能がすべてFirefoxに移植されるわけではないだろうが、さらにセキュリティーが強化されることは間違いないと考えられる。
TORの機能が追加されたFirefox 50がリリースされるのは、2016年末の予定。
ますます火狐から離れられなくなりそうだな…
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