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ウイルスメール対策にGmailを使わないのは、むしろ愚行だ!

Gmail-logo

日本年金機構に対するサイバー攻撃による、加入者情報流出問題が連日報道されている。

この事件では、機構の個人情報管理の杜撰さや、フリーメールで送られてきた添付ファイルを不用意に開いてしまうなど、サイバー攻撃対策以前の問題点が多々浮き彫りにされている。

とはいえ官公庁や企業のみならず、僕たち個人もサイバー攻撃を受ける可能性も、今後さらに増えてくるだろう。

サイバー攻撃で最もスタンダードなウイルスメール対策には、僕はGmailの使用を強く推奨したい。

Gmailのセキュリティシステムはほぼ完璧

Gmailの利点として、

  • キャリアにとらわれず、ほとんどの端末で使える
  • 高度な検索機能
  • カレンダーやクラウドサービスなど、他サービスとの連携

などが上げられるが、何といっても特筆すべきは、セキュリティの強さだろう。

僕が以前使っていたキャリアメールは、セキュリティがかかっていても、そこをかい潜って毎月数件のスパムメールが送られてきていた。
それをGmailにした途端、まったく来なくなった。
さすがGmail!

Gmailはメールを受信した時だけではなく、メールを開くたびに自動的に添付ファイルをウイルススキャンしているという。
また、送信する添付ファイルもスキャンされているので、ウィルス感染の拡大を防ぐこともできる。
もちろんウイルスデータは、Google側で常にアップデートされているから、ユーザーの手間はまったくないぞ。

2段階認証などアクセス時のセキュリティも強化されているし、新しい端末からアクセスがあった時には必ず確認のメールが来る。
それが自分のアクセスではなければ不正アクセスが行われているわけで、すぐにパスワードを変更するか、すでにそれが不可能になっている場合も、連絡すればすぐにアドレスを凍結してくれる(らしい… 僕は経験したことない…)。

時々必要なメールも、迷惑ホルダーに入れてしまうけど、まぁそれだけセキュリティが強固だということだ。
だから1〜2週に1回程度は、迷惑ホルダーを確認したほうがイイかもね…

まとめ

官公庁や企業によっては、Gmailの使用が禁止されている場合がある。
また、就職活動に使っているメールアドレスがGmailだったため面接を拒否された、なんて話もある。

まぁ確かに、GoogleはGmailの内容を分析し、広告などに商業利用することを明言している。
そんなこともあり、いろんな考え方があって難しいところではあるが、Google一社に対するセキュリティのために、多くのサイバー攻撃に身をさらすのは本末転倒なような気もする。

それならせめて、独自のセキュリティと使用者のリテラシーを、もっと強化向上して欲しいな(特に官公庁!)。

どちらにしても個人・団体にかかわらず、今後もサイバー攻撃は巧妙化しながら増えてくることは間違いはない。
個人レベルで使うなら、Gmail以上の選択肢は現時点ではないはずだ。
こんな高性能でセキュリティも高いサービスが、無料で提供されているんだから、これを使わない手はないよね。

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