相次いでリリースされたスマートフォン2大陣営の新OS、iOS9とAndroid6.0 Marshmallow。
どちらも派手なアップデートではなかったけど、地味に進化している。
特に、偶然とはいえ両方とも省電力機能を売りにしているところが興味深い。
で、実際どうなのか?
仕事の連絡も入りにくいと思われる、3連休を利用して確かめてみた。
iOS9(iPhone5s)
結果的には、大幅にバッテリー駆動時間が伸びている。
3連休だったんで、電話はほとんどなく(ふだんから電話は少ない…)、メールとLINE、Twitter程度の使用だった。
10日の朝(9時頃)に約95%くらいまで充電した状態で、3日後の12日の21時で52%!
使用時間は1時間54分、スタンバイは何と60時間15分だ。
休み中は自宅ではiPadを使っていたので、5sはあまり使わなかったこともあるとはいえ、これは優秀なんじゃないかな。
待ち受け状態では、3日で半分以上のバッテリーが残っているわけだ。
おかげで今回は、低電力モードが試せなかった。
これなら、ふだんどおり使っても、1日は余裕で充電なしで使えそうだな。
Android6.0(Nexus5)
こちらも、まずまず優秀といっていイイだろう。
iOS9と同じく、10日の朝に約95%くらいまで充電した状態で、3日後の12日の21時で36%。
残り使用時間が、約1日14時間になっている。
Nexus5の場合はサブ機なので、ふだんはメール受信ぐらいで(ネットショップのDMがメイン)ほとんどが待ち受け状態なのに、それでも2日はもたない状態だった。
セルスタンバイ問題の対策をしても、若干伸びたかな、という程度だった。
今回はAndroid6.0 Marshmallowを導入したこともあり、あれやこれや、ふだんよりイジっていたのに、この数値は評価にしてもイイんじゃないかな。
特にDozeモードは効果的で、待ち受け時の消費電力は大幅に減少している。
モバイルネットワーク信号が赤くなっているので、セルスタンバイ問題も解消されているわけではないんだろうし、[圏外時間]も100%になっている…
でも、これならメイン機としても、使えないことないかな…
まとめ
両OSとも省電力機能は、ほんとうのようだ。
待ち受け時間の消費電力は、どちらも大幅に削減されている。
ほとんどの人は、使用時間より待ち受け時間のほうが圧倒的に長いだろうから、これはうれしいことじゃないかな。
特に、iOS9の評価は高い。
Android6.0もガンバってはいるけど、メイン機の座は変わりそうもないな…