2017年11月3日、リリースされたiPhone X。
予想どおり(?)、盛り上がり方は先に発売されたiPhone 8/8Plusの時を上回っているようだ。
それに合わせて、専用の周辺機器も順次発売されている。
特にケースは、今までになくフラップ(フタ)付きの手帳型が目につくようだ。
iPhone Xレザーフォリオ
Appleから発売されたX用ケース。
5以来発売されているAppleオリジナル初の、手帳型iPhoneケースだ。
素材は今までのレザーケースと同じく、高級感があるヨーロピアンレザー。
フラップ内側には2層の大型のポケットがあり、ケース背面にはオリジナル品の証であるアップルマークが型押しされている。
そしてこのフラップはiPadと同じように、開閉でスリープをオンオフできる、オートスリープ機能を搭載している。
ホームボタンがなくなったXには、意外と便利な機能かもしれない。
カラーは、コスモブルー・トープ・ブラック・ベリーの4色。
10,800円(税抜)で現在発売中だ。
PORTER Air Jacket for iPhone X
バッグで有名な日本ブランド、PORTERのiPhone X用ケース。
“Air Jacket” というネーミングから分かるように、iPhoneケースの老舗パワーサポートが企画・製造を行っている。
フラップ表面には月と星のプリントが施され、裏側にはカードポケットがひとつある。
残念ながら、こちらはオートスリープには対応していないようだ。
そのかわり(?)、指紋や皮脂が付着しにくいAFP(アンチフィンガープリント)クリスタルフィルムと、超極細繊維クリーナーがセットになっている。
カラーはブラックとオレンジで、価格は13,000円(税抜)。
PORTERならではの、ブラックとオレンジのコントラストがオシャレだ。
Simplism iPhone X 手帳型ケース FlipNote Slim
もっとも手帳に近いフラップ付ケース。
“Simplism” は、NuAns NEO[Reloaded]を製造販売しているトリニティの、iPhoneを中心としたガジェット周辺機器ブランド。
素材は丈夫で軽量な合成皮革クラリーノ。
フラップのスピーカー部分には穴が開けられているので、フタを閉じたまま通話することができる。
通話時に顔の皮脂でディスプレイを汚すこともなさそうだ。
フラップ裏にはカードポケットがひとつあり、折り返せばスタンドにもなる。
マグネットで留まるので勝手に開くことがないうえに、オートスリープ機能にも対応している。
本体ホルダー下部にストラップホールがあり、同素材同色の専用ストラップが付属している。
カラーはネイビー・ブラック・レッドの3色で、価格は2,690円。
コストパフォーマンスは圧倒的なので、ブランドにこだわらないならオススメだ。
まとめ
Appleの創設者、スティーブ・ジョブズはiPhoneにケースを使うことには反対だった。
しかし皮肉にも、ガジェットにケースを付けることは、iPhoneの前身ともいうべきiPodから一般化されたように思う。
僕もiPhone 3G以来、ほとんどケースを使ってきた。
美しいApple製品を傷つけたくない、という思いもあるが、それ以上にケース選びもiPhoneの楽しみ方になってきているような気がする。
100均から有名ブランドまで、多くのケースの中から自分が気に入ったものを選んだり、その日の気分で付け替えたりできるのも、iPhoneユーザーの特権(?)のひとつだ。
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