先日リリースされたiOS11。
不具合などが修正され、現在(2017年11月24日)は11.1.2にバージョンアップされている。
そろそろ安定してきたようなので、iPhone 7もアップデートしたいところだが、僕はまだ10.3.3で使っている。
iOS11で搭載された新機能のほとんどはiPad用!?
僕もiPad mini 2は、すぐにiOS11にアップデートした。
さすがに少し動作が鈍くなったが、まずまず快適に使っている。
iPad mini 2を iOS11にアップデート! 使える機能は!?
しかし、DockやMultitaskingなど、新機能のほとんどはiPadに特化されたものだ。
これによりiPadは、よりMac(PC)のように使えることになったが、iPhoneにとって(少なくとも僕には)魅力的な新機能はなかった。
コントロールセンターのカスタマイズなど、一部の気になる機能はあるものの、以下の不満点を上回りアップデートしたいと思う理由にはなりそうもない。
コントロールセンターからBluetoothをオフにできない!?
そのコントロールセンター。
ユーザーの使用目的に合わせてカスタマイズできるのは良い。
しかし、どういうわけかBluetoothが完全にオフにはできないようだ。
アイコンをタップして、コントロールセンターから起動することは可能だが、再びタップしても接続が切れるだけでBluetoothは起動したままになっている。
完全にオフにするには[設定]から操作する必要がある。
Bluetoothは、特に4.0以降省電力化が進んでいるので未接続で起動したままでもほとんど差し支えはないようだ。
しかし必要ない時は、完全オフになっていないと気持ちが悪い。
しかも以前は可能だったのに、なぜその機能をなくしたのか分からない。
Amazon FireがFire OS 5.6でコントロールパネルからBluetoothがオン/オフできるようになったのと、まったく逆の流れだ…
Amazon Fire HD 8にFire OS 5.6降臨! 新機能はあるのか!?
デザインが変!?
iPhoneを選択する理由のひとつに、デザイン性を挙げる人は少なくないだろう。
もちろんデザインは良い悪いではなく、好き嫌いという要素が強いが、一般的にはiPhoneを始めApple製品はデザイン性の高さが認められている。
それはiPhone本体だけでなく、iOSも含めてのデザイン性だったはずだ。
しかしiOS11は、そのデザインが崩れていることが話題になっている。
Dive into the details of iOS 11: Is Apple still detail-oriented?【HACKER NOON】
これはGM版(正式リリース前の開発者向け)での記事であるのだが、結局このままのデザインで正規版がリリースされたようだ。
僕は信者ではないので、こういういい方は好きではないのだが、スティーブ・ジョブズならリリースしていなかっただろうな、やっぱり…
まとめ
とはいえ、いつまでも古いiOSを使い続けることは推奨できない。
iOSのアップデートには新機能だけではなく、セキュリティ対策も含まれているからだ。
古いiOSには新たな脆弱性への対策はなされていない。
古ければ古いほど、悪意のあるハッキングやマルウェアに対する危険性が高まるということだ。
しばらく様子を見て、速やかにアップデートするのが正しい判断といえる。
僕もどこかのタイミングでiOS11にアップデートするだろう。
できればそれまでにデザインだけは修正して欲しいな…