先日、初めて腰痛に見舞われた。
これまでは、まわりの上司や同僚、部下などが腰痛(ギックリ腰)になっても他人事だったのだが、いざ自分がなってみると、これほど不自由で苦しいものはなかった。
というわけで(?)これをきっかけに、腰痛について原因と治療法、予防法などを調べてみた。
原因
筋肉や靭帯の損傷
腰部の筋肉や靭帯に急激な負荷がかかったり、長時間の不適切な姿勢や重い物の持ち上げなどが原因となり、腰痛が引き起こされることがある。
椎間板の変性
椎間板は脊椎の骨と骨の間にあるクッションのような役割を果たしている。加齢や長時間の負荷により、椎間板がすり減ることで腰痛が生じる場合がある。
神経の圧迫
腰椎の間にある神経が圧迫されることで、坐骨神経痛と呼ばれる症状が現れることがある。椎間板のヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因となることがある。
炎症性疾患
関節リウマチや強直性脊椎炎などの炎症性疾患が腰痛を引き起こすことがある。
治療法
休息と適切な姿勢の確保
腰痛が起きた場合は、休息を取り、痛みのある活動を避けることが重要。また、正しい姿勢を保つことも大切。
痛みの軽減と筋肉の強化
痛みを和らげるために、痛み止めの薬や温湿布を使用する。さらに、理学療法士の指導の下でのエクササイズやストレッチを行い、腰部の筋肉を強化することも効果的。
医療処置
症状が重い場合や他の治療法が効果的でない場合は、医師による処置が必要。具体的には、薬物療法、神経ブロック注射、手術など。
予防法
正しい姿勢の維持
日常生活や仕事の中で正しい姿勢を保つことが重要。長時間同じ姿勢で作業する場合は、姿勢を変えるために休憩を取るなど工夫する必要がある。
適切な体重の維持
過体重や肥満は腰に余分な負担をかける。バランスの取れた食事や定期的な運動を通じて体重を管理する。
適度な運動
腰部の筋力を維持するために、適度な運動を定期的に行うことが重要。腰を強化するエクササイズや柔軟性を高めるストレッチなど。
重い物の持ち方
重い物を持つ際には、腰ではなく脚や腕を使って持ち上げるように。腰への負担を軽減するため、力を分散させることが重要。
適切な寝具と寝姿勢
寝具やマットレスの選択に注意し、腰をサポートするようなものを選ぶ。また、寝るときの姿勢も背骨の自然な曲がりを保つように心掛ける。
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ストレス管理
ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、腰痛を悪化させることがある。適切なストレス管理方法を見つけ、リラックスする時間を持つことが大切。
まとめ
とりあえず僕は整形外科医院に行き、縦横斜めから腰のレントゲン写真を撮って骨には異常がないことが分かったので、2週間分の湿布薬と痛み止めを処方してもらった。
薬は2週間分だから、最長で2週間、だいたい1週間から10日くらいで治るのかと思っていたら、5日くらいで痛みがとれた。
今回の僕の腰痛の原因は筋肉や靭帯の損傷、治療法は痛みの軽減と筋肉の強化といったところか。
病院でもらった手引書を見ながら、今も腰のストレッチを続けている(いつまで続くか…)。
やはり身体に不具合が起こった時は、自分で判断せず専門医に相談するのが一番ということだ。
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