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劇場鑑賞で無料配布される「NEXTRAVELER FILMS&TOOLS」入手!


高城剛氏が脚本・監督・撮影を務める、映画「ガヨとカルマンテスの日々」。
残念ながら東京のみの上映だったので、鑑賞できなかった。

もう一つ残念だったのは、劇場で無料配布されるフルカラーブックレット「NEXTRAVELER FILMS & TOOLS」も入手できないこと。
そこで困った時のフリマサイト。
公開時は高値で取引されていたが、数日後には価格もこなれてきている。
この価格なら購入しても良いか、という美品をみつけて入手した。

ガヨとカルマンテスの日々



米国国家財政破綻後の世界。カリブ海に浮かぶ新自由主義と民主社会主義の間で揺れる小国で、為政者とマスコミによってテロ容疑を着せられたマルラは、余儀なく逃亡生活を送り、精神安定剤(カルマンテス)を片時も離せない日々を送っていた。
一方、ルイスは国外脱出資金捻出のため、闘鶏(ガヨ)に人生を賭け、一発逆転を夢みる。
マルラは前世療法と出会い、徐々に本当の自分を取り戻すが、「分断した世界」のなかで、世界初の精神安定剤の市販化を目論む極右勢力によって治療家は惨殺。
日々、社会が混沌するなか、マルラとルイスは「ある決意」をする。

キューバで全編8K撮影した群像劇。
原作は芥川龍之介の「報恩記」だという。

報恩記 Kindle版
芥川龍之介

「報恩記」は、安土桃山時代を舞台にした歴史小説。
社会主義国であるキューバを舞台にした「未来のドキュメンタリー」映画に、この小説がどのように活かされているのか、とても興味がある(とはいえ、「報恩記」は未読なので、これを機会に読んでみることにする…)。

「ガヨとカルマンテスの日々」は、Amazonプライム・ビデオで近日公開予定とのこと。
Kindle版の「NEXTRAVELER FILMS&TOOLS」が2022年12月9日配信なので、映画もそれくらいに配信されるかもしれない。
楽しみだ。

NEXTRAVELER FILMS & TOOLS


フルカラーで350ページを超えるボリューム。
書店に並んでても不思議はない造りだ。

高城氏のベストセラー本「LIFE PACKING」シリーズと同じような内容。

紹介されているアイテムは、ほぼすべてがNEXTRAVELER TOOLS製品。
中には未発売のものや、エ○メスのバ○キンそっくりな発売予定がないものも紹介されている。
NEXTRAVELER TOOLSファンは必見の内容だ。

合わせて中に収納されている、撮影に使った機材なども紹介されている。
このあたりも、たいへん興味深い。

そういう意味では、“LIFE PACKING 2022” と表現しても良いかもしれない。
それに映画撮影のショットをふんだんにプラスしており、見応え充分だ。

まとめ


それにしても、東京のみの一週間期間限定公開映画に、これほどの本を無料配布では完全に赤字だろう。
どんだけ太っ腹なんだ高城剛。

ということで、Kindle化される「NEXTRAVELER FILMS & TOOLS」も購入し、わずかなりに今後の活動を支援することにしよう。

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