このブログでも何度か、iPhoneやiPad、Android端末でのVPN接続方法をご紹介してきた。
VPN接続はフリーWi-Fiでセキュリティを最低限保護したい時、外国などでアクセス制限をかけれれている時などに有効な方法だ。
今回新たなVPN接続アプリが、ウェブブラウザで有名なOperaからリリースされたので、さっそく使ってみた。
Opera VPN: 無料で無制限の広告ブロック VPN – Opera Software ASA
Opera VPNの初期設定
起動すると、どういうわけかバイキングのイラストが… ［続ける］をタップ。
チュートリアルが始まるので、左にスワイプ。
右上の［スキップ］をタップで、飛ばすこともできる…
［続ける］をタップ。
［許可しない］と［OK］どちらかを選択。
“通知”は後からオフにすることも可能だ。
［続ける］をタップ。
VPNプロファイルのインストールを求められるので［Allow］をタップ。
インストールしないとOpera VPNを使うことができない…
VPNプロファイルのインストールが終わると、使い方のチュートリアルが始まるので、左にスワイプして進める。
［はい、理解しました。］をタップ。
Opera VPNの使い方
［オンにする］をタップ。
最も近いVPN接続地点を探している…
接続できなかったので、手動でVPN接続地点を選択しよう。
［地域を選択］をタップ。
選択できるのは、カナダ・ドイツ・オランダ・シンガポール・アメリカ合衆国の5ヶ所。
今後VPN接続地点は増える予定だという。
今回は［オランダ］を選択してみた。
すぐに接続された！
接続地点の変更は右上の［国名（アルファベット）］をタップすることで可能だ。
Opera VPNは広告や追跡もブロックし、プライバシーも保護
Opera VPN使用でのウェブブラウジング中に、広告ブロックと追跡ブロックを行うことも可能だ。
もちろんOperaだけでなく、SafariやChromeなど他社製のウェブアプリでも、ブロック機能は反映される。
それぞれの機能のオン/オフは、Opera VPNの［設定］から個別に可能だ。
Opera VPNの各種設定
［統計情報］では、ブロックした広告や追跡の数が表示される。
［設定］では、Opera VPNの［オン/オフ］、広告や追跡の［オン/オフ］ができる。
ホーム画面左上の［≣］で設定を開く。
ここで設定することはないが、チュートリアルを見なおしたり、VPNプロファイルを再インストールすることができる。
iPhoneのホーム画面に戻っても、ステータスバーのアイコンでVPNに接続していることが分かる。
このブログを2〜3ページ見てみると、広告が10個ブロックされていた（悲）…
Opera VPNの終了
［設定］に、新しく［VPN］の設定が作成されていたので、ここでオフにしてみたができなかった。
一瞬オフになるが、すぐにオンに戻り再び接続されてしなう。
Opera VPNの終了はアプリの［設定］から行う必要があるようだ。
必要がない時は、必ずオフにしておこう。
まとめ
今まで、このブログでご紹介してきたVPN接続方法は、アプリを使うものと、
iPhoneで専用アプリを使って、VPN Gateに接続する方法
手入力でVPNを構成して接続する方法だった。
iPhoneでVPNを構成し、VPN Gateに接続する方法
いずれも接続に多少の手順が必要だったが、今回のOpera VPNはVPNプロファイルをインストールしてしまえば、アプリを起動し設定をオンにするだけと、とても簡単だ。
しかもVPN接続地点はOperaが推奨している場所のはずなので、比較的安全性が高いと推測される（それでも100%安全ではないことは理解しておく必要はあるが…）。
さらに広告や追跡もブロックてくれるので、プライバシー保護機能も高い。
現在のところVPN接続は、Opera VPNが最もオススメといって良いだろう。
今後期待するのは、VPN接続地点が増えること。
特に日本国内でも東京・大阪など地域別で接続できるようになることを期待したい（特に意味はないけど… いやホントに…）。
また現時点ではiOS版のみなので、ぜひAndroid版もリリースして欲しい。
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