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もうひとりの芥川賞作家、羽田圭介はポメラ愛用者だった!【追記あり】


お笑い芸人の又吉直樹氏が受賞したことで、いつもよりメディアのとりあげ方が派手だった今回の芥川龍之介賞。

 
その又吉氏と同時受賞したのが羽田圭介氏だ。

当初は又吉氏の影に隠れて残念感がつきまとっていたんだけど、最近はテレビなどのメディアにひっぱりダコで、結果的には又吉氏より得をした感じだ。
単独受賞だったら、こんなことにはならなかっただろうからね…

そんな羽田氏が出演するということで、久しぶりに情熱大陸を見た。
意外な日常生活や、執筆に対する真摯な態度(これも意外?)が見られて、とても楽しかった。
中でも特に、僕の目を惹いたのが、編集者と打ち合わせの時に使っていた小型のキーボード端末。

よく見るとそれはポメラ DM100のようだ。

ポメラ DM100とは

ポメラ DM100はKING JIMが販売する、文章作成に特化したJIS配列キーボード搭載の携帯端末だ。
現代のワープロ(ワードプロセッサー)といってもイイんじゃないかな。

ディスプレイは5.7インチのTFTモノクロLCD、解像度は800×600でドットバックライト搭載している。
ストレージは128MBで、1ファイルあたりの最大文字数は全角40,000文字で最大1,572ファイル保存可能。
メモリーカードスロットがあり、SDHCカードなら最大32GBまで対応している。

Bluetooth機能もあり、iPhoneなどのスマートフォンとのペアリングも可能。

バッテリー充電式ではなく、アルカリ電池やエネループなどの充電池で作動することも、最近のガジェットにはない特徴といって良いだろう。

Wi-Fiは持たず(FlashAirを使ってEvernoteと通信することは可能)、当然ブラウザ機能もない…

 

ポメラ DM100はプロ用端末!?

このように文章作成しか脳がない(?)端末なので、汎用性に乏しく使う人を選ぶだろう。

ただ、羽田氏のようなプロの作家や記者など、文章を書くことを専門にしている人には最適な端末なのではないかな。
起動は早いし、電池の持ちも良い。
電池が切れたら、近くのコンビニですぐに買えるしね。

何よりも余計な機能がないから、執筆に集中できる。

とはいえ羽田氏も、仕事場ではパソコンで執筆しているみたいだ。
出先で執筆する時、打ち合わせで文章を確認するときなどに使ってるんだろう。

今回、芥川賞作家の羽田氏が使っていることで、ポメラ DM100の持っているプロフェッショナル性が再認識された気がした。

まとめ

先日、KING JIMは折りたたみ式キーボードを搭載した小型Windowsパソコン、PORTABOOK XMC10を発表した。
独特なデザインと機能を持ったパソコンなんだけど、ネットの評判では価格以外は比較的好意的に受け入れられているようだ。

ポメラといいPORTABOOKといい、ふつうのデジタル家電メーカーが作らないような特殊な製品だけど、今回のようにプロフェッショナルが使っているのを見ると、カジェット好きの物欲をくすぐられるな…

これもポメラで書いたのかな…