先日のイベントで発表された新型iPad(第6世代)。
廉価版、教育機関向けという部分がクローズアップされているが、ふつうの人が日常的に使うのにも最適だ。
① 安い!
廉価版という評判どおり安価。
Wi-Fi 32GBモデルは37,800円で購入することができる。
iPad Proの最安値モデル、10.5インチ Wi-Fi 64GBが69,800だから3万円以上安く購入することが可能だ。
iPad(第6世代)のストレージ最強モデル、128GBでも48,800円だから、2万円以上安い。
128GBあれば多くの画像や音楽ファイルを入れておくことができる。
容量が大きくなったゲームアプリも複数インストールが可能だ。
スペックアップされたA10 Fusionで、ほとんどのゲームを快適にプレイできるはずだ。
ストレージ重視で、Proほどのスペックが必要ないなら、iPad(第6世代)一択といって良いだろう。
② Apple Pencilが使える!
iPad(第6世代)の目玉機能は、Apple Pencilが使えること。
Apple Pencilは使いたいが、10万円近い(?)iPad Proはチョット… と購入を躊躇していた人には最適だ。
実際に試した人の感想を聞くと、リフレッシュレートの関係でわずかな遅延があるものの、ストレスを感じることはないという。
個人的に気になっていた、書き心地に関しても不満を聞かない。
精密画を描く予定がない人であれば、十分な性能といって良さそうだ。
③ Officeアプリが “一応” 無料で使える!
MicrosoftのOfficeアプリは、10.1インチ以下のディスプレイ端末であれば、無料で使うことができる。
それ以上のディスプレイを搭載した端末で使う場合は有料のサブスクリプションサービ*1
、Office365に加入する必要がある(閲覧のみは無料で可能)。
iPad Proも最小ディスプレイモデルが10.5インチになってから、無料での編集・保存はできなくなった。
しかし9.7インチのiPad(第6世代)であれば、Officeアプリのほとんどの機能を無料で使うことが可能。
ただし個人使用に限られているので注意が必要だ。
仕事などの営利目的で使う場合は、Office365に加入しなければならない。
まとめ
iPad Proを使うようになってパソコン(Mac)の必要がなくなった、という人がいる一方で、やはりiPad Proではパソコン(Mac)の代わりは無理だった、という人もいる。
これは、それぞれの使用目的によるところが大きいだろうから、一概に判断することはできない。
しかし、そこまでの機能は期待しない、自宅で、あるいはたまに外に持ち出して、Apple Pencilでお絵描きしたり、動画やブラウザの閲覧くらいならiPad(第6世代)で十分だろう。
Apple Pencilにこだわらないのであれば、AmazonのFire HD 10で良いのではないか、などとはいってはいけない…
Fire HD 10のディスプレイは10.1で、iPad(第6世代)より少しだけ大きいので、動画閲覧にはこちらの方がイイのかも…
※ 文中の価格はすべて税別
サブスクリプションサービス*1 商品やサービスを買い取るのではなく、使用する期間に応じて支払いをするシステム。
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