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「セメダイン 靴用補修剤 シューズドクターN」で、すり減ったダナーライト改のソールを補修する


先日ジープジッパーを新調し、フィット感が増したダナーライト改。

「オリジナルスワット レースインジッパー」でダナーライト改のブーツジッパーをアップデート!

あとは、すり減ったソールを張り替えるだけなのだが、その前に試したいものがある。
靴底補修材だ。

セメダイン 靴用補修剤 シューズドクターN

今回使ったのはセメダインの靴用補修剤 シューズドクターN。

“セメダイン” はセメダイン株式会社という会社名であり、同社のブランド名だ。
接着剤の代名詞になっている “セメダイン” だけに、ソールへの接着強度が期待できそうだ。

内容は、型取りプレート×2と紙やすり×2、専用ヘラとシューズドクターN本体。

シューズドクターNの作業手順

僕のダナーライト改はウレタン製のvibram♯2021に張り替えている。

ただでも履きやすいダナーライトのソールを張り替え、タウンユース用にカスタムしたダナーライト改

クッションに優れているのだが、摩耗しやすいのが欠点だ。

かかと外側とつま先が大きくすり減っているのが分かる。

① 下準備

ソールは地面を歩いているので汚れている。
また、摩耗しているところも不自然に削れているので均す必要がある。

補修する部分を中心に付属のサンドペーパーをかける。
その後、ウエットティッシュや濡らして固く絞ったウェスなどで、ソールの汚れやサンドペーパーの削りカスなどを拭きとる。
水分を完全に乾かしたら、次の手順へ。

② 型取りプレートを貼り付ける

補修する部分に型取りプレートを貼り付けるのだが、かかと部分のすり減り範囲が広いので付属のものでは寸法が足りない。
クリアフォルダーをすり減り範囲に合わせてカットし、オリジナルの型取りプレートを作成。

かかとにはオリジナル型取りプレート、つま先には付属のものを貼り付ける。

跡が残らないマスキングテープの使用を推奨しているようだが、手元になかったので、僕はガムテープ(布テープ)を使った。
幸い跡が残ることはなかった…

③ シューズドクターNを塗り込む

補修する部分にシューズドクターNを、付属のヘラで均等に塗り込む。

すり減りが大きので、硬化不良を避けるため2回に分けることにした。
一度の厚塗りは4mm程度までが推奨されている。

24時間乾燥させて、2度めの塗り込み。

これで、ほぼ希望の厚みにする。

④ 仕上げ

さらに24時間乾燥させ、十分に硬化したことを確認し、型取りプレートを外す。
ソールと1度め、1度めと2度めの間に若干の隙間ができたので、シューズドクターNを充填し乾燥させて完成だ。

まとめ

予想以上にうまく補修することができた。
多少のテクニックが必要ではあるが、手先が器用な人であれば失敗することはないだろう。

台紙に “ニオイや肉やせが少ない” とある。
僕は室内で作業したが、実際にニオイはまったく気にならなかった。
肉やせは、さすがに厚塗りの場合は若干あるが、あとから充填すれば問題はない。

一日外出時に履いてみたが、問題なく使用することができた。
1時間ほど歩いたが、補修部分が剥がれてくることもなかった。

これでしばらくはソールを張り替える必要はなさそうだ。
もっと早い時期に補修しておけば、半永久的にソールの張り替えは必要なくなるかもしれない。
何事も補修・修正は早めに、ということだ。