2020年5月13日、かねてからの噂どおり新型Fire HD 8が発表され、予約受付が開始された。
何よりも今回の目玉はFire HD 8の上位機種(?)、Fire HD 8 Plusといって良いだろう。
Fire HD 8基本性能
Fire HD 8は基本的な性能が大幅に強化されている。
まずCPUが1.3GHzクアッドコアから2.0GHzクアッドコアに、RAMも1.5GBから2GBに。
これにより前機より30%高速化するという。
ストレージも16/32GBから、32/64GBの2型に増量。
対応するmicroSDカードも、400GBから最大1TBに大幅アップ。
Wi-Fiはデュアルバンド a/b/g/n/acに対応(Wi-Fi6には非対応)。
Bluetoothも5.0LEになり、高速通信と省電力性を実現している。
通知などに煩わされることなくゲームに集中できる、ゲームモード搭載。
カメラ位置が短辺から長辺へ移動され、横使いが標準になるようだ(ちなみに裏面のAmazonロゴも横向きになっている)。
これにともない本体サイズも変更され、202x137x9.7mmと前機より横幅が12mm短く、縦幅9mm長くなっている。
重量も355gと14g軽くなっている。
外部端子はもちろんUSB-C。
価格は32GBモデルが、1万円以下の9,980円(税込)。
カラーはブラック・ブルー・ホワイトの3色。
Fire HD 8 Plus
今回から新たにリリースされた上位機種Plusは、前述の基本性能に加えて、
- RAM 3GB
- ワイヤレス充電対応
などの機能が搭載されている。
ワイヤレス充電に対応したことで、専用のワイヤレス充電スタンドもリリースされる。
Fire HD 8 Plusをヨコでもタテでも置くだけで充電でき、横向きでスタンドに置くと自動的にShowモードが起動し、Alexaを使うことが可能。
Fire HD 8 PlusをAmazonのスマートスピーカー、Echoシリーズのように使うことができるのだ。
“専用” とはいえ充電スタンドは、条件が合えばFire HD 8 Plus以外の機種でも充電ができるという。
もしかしたらiPhoneの充電にも使えるかもしれない…
Fire HD 8 Plusの単体価格は、32GBモデルで11,980円(税込)。
カラーはストレート(ダークグレイ?)一色のみ。
専用ワイヤレス充電スタンドとのセットは、32GBモデルで16,580円(税込)。
現在1,600円OFFで予約受付中だ。
まとめ
Fire HD 8通常モデルとPlus。
どうせ買うなら2,000円の差なのでPlusをオススメしたい。
何よりも、現行のiPadやiPad miniと同等の、3GBのRAMが魅力的だ。
さらに専用ワイヤレス充電スタンドをセットで購入すれば、スマートスピーカーとして使うことができる。
とはいえ、僕は購入を見送った。
8インチクラスのタブレットなら、愛機iPad mini(第5世代)があるからだ。
というわけで、僕はいずれ発売されるはずのFire HD 10 Plusを待つことにする。
専用ワイヤレス充電スタンドをセットにすると、2万円を超えそうだけど…
Fire HD 8通常モデルも、ふつうに使うなら十分な性能だし、何よりも1万円以下の価格は魅力的だ。
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