期間限定(?)で約半額だったので、本日チェックしたKindle本たち


昨日、Twitterのタイムラインを見ていて、ハヤカワSFの一部のKindle本が安くなっている(2017年11月11日現在)ことを知った。
何冊か買っておこうと選んでいると、オススメに出てきた角川文庫のSF小説も安くなっているものがあった。
合わせてチェックしておいた。

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アーサー・C・クラーク

いわずと知れたSF界の巨匠。
僕にとって “クラーク博士” といえば、「少年よ大志を抱け」ではなくアーサー・C・クラークのことだ。
SFファンのみならず、読書家にとっても必読の書といって良いだろう。

幼年期の終り

アーサー・C・クラークの、というより、SF小説でもっとも有名な作品といって良いだろう。
ある日突然、世界各地に多数のUFOが飛来し、乗っていた宇宙人が地球を管理下に治めると宣言するところから話は始まる。
というと、宇宙人侵略ものと思えるが話はそんな単純なものではない。
結局、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか意見が別れるところだ(どちらかというとバッドエンド?)。

2001年宇宙の旅

小説よりスタンリー・キューブリックの映画の方が有名かもしれない。
それもそのはず、この小説は原作ではなく映画を小説化したもの、いわばノベライズだ。
細かな設定で多々違いがあるものの、ストーリーには大きな変更はない。
映画版が説明不足で分かりにくかった人は、小説版を読むと理解できるところも多いだろう。

ロバート・A・ハインライン

アーサー・C・クラークと並ぶ、SF界の巨匠。

夏への扉

どこかファンタスティックな匂いがするタイムリープSFの名作だ。
ネコが重要なキーワードとして登場するので、猫好きのファンもいるだろう。
特に日本で人気がある小説であるらしい。

月は無慈悲な夜の女王

月に移民した人々が地球政府に独立を要求するというストーリー。
こう聞いてピンとくる人も少なくないであろう、「機動戦士ガンダム」の元ネタだともいわれている。
同じハインラインの作品「宇宙の戦士」と合わせて、ガンダムに大きな影響を与えた作家といって良いだろう(「宇宙の戦士」はどういうわけか、今回の割引対象になっていない…)。

アイザック・アシモフ

クラーク、ハインラインと並び、SF界の “ビッグ・スリー” のひとり。
ファウンデーションシリーズみたいな銀河英雄伝説的な、壮大な作品もあるが、個人的にはロボット小説のイメージだ。

われはロボット

ロボットものの古典にして代表作。
多くのロボット・アンドロイド作品に取り入れられている “ロボット工学三原則” はここから生まれた。
「I, Robot」が原題で映画化もされ、自動掃除機ルンバを造っているメーカー名にもなっている。

鋼鉄都市

人間の捜査官がアンドロイドの相棒とともに殺人事件を解明する、SFハードボイルドミステリーともいうべき作品。
“ロボット工学三原則” をキーワードに、SFと推理小説の面白さを兼ね備えた名作だ。
「ブレードランナー」にも影響を与えてるんじゃないか、と思うんだけど…

フィリップ・K・ディック

「ブレードランナー」や「トータル・リコール」、「マイノリティ・リポート」など映像化された作品が多い。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

映画「ブレードランナー」の原作であることと、独特なタイトルからパロディーも多いので、もはや説明の必要はないかもしれない。
ただ「ブレードランナー」を見たあとに小説を読むと、少し戸惑うかもしれない。
ストーリーも雰囲気も、ちょっと違うからだ。
別作品ととらえたほうが良いだろう…

高い城の男

Amazonプライムビデオで映像化されている。
第2次大戦で日本やナチス・ドイツの枢軸国が勝利した、架空の世界を描いている。
いわゆる歴史改変SFで、一種のパラレルワールドもの。

小松左京

日本SF界の巨星。
その作品群は “ビッグ・スリー” にも引けを取らない。

果しなき流れの果に

小松左京の代表作中の代表作で最高傑作と断言して良いはずだ。
物語は中生代から超未来へ、10億年におよぶ時空を舞台にしている。
ミステリーでもあり文学作品でもあり、そしてなによりSF、サイエンス・フィクションだ。
超ベストセラー「日本沈没」の後日談も含まれていることでも有名。

復活の日

映画化もされているので、アラフォー以上ならキリストのような風貌の草刈正雄のイメージで記憶している人も多いだろう。
東西冷戦時の核兵器と細菌兵器の恐怖を描いたSFパニック作品だ。
東側諸国は解体されたが、同様の恐怖は未だ終わっていない。

山田正紀

山田正紀のデビューは衝撃的で、一時期ハマった。
現在はSFにとどまらず、冒険小説やミステリーなどジャンルを超えて多くの作品を書き続けている。

神狩り

山田正紀のデビュー作。
絶対的存在の “神” に抵抗する人々を描く、というとファンタジックなイメージがあるが、しっかりとしたSFだ。
論理的な展開で説得力をもってストーリーは進む。
このあと、「弥勒戦争」「神々の埋葬」と “神” シリーズが続く。

氷河民族

幻想小説っぽいSF小説。
ある事故をきっかけに知り合った少女をめぐる秘密に主人公は巻きこかれていく、というミステリー仕立てでもある。
どこか半村良の「石の血脈」をイメージさせる、というとネタバレになるのか…

まとめ

いずれも昔、読んだものばかりだ。
何冊かは文庫本を手元に残している。
これをきっかけに、処分するか…

かつては本が増えすぎて置き場に困ったものだが、Kindleにすると部屋にあふれていた本が、端末ひとつに納まってしまう…
SFで描かれていた世界が、今ココにある…

[文中敬称略]

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