僕は基本的に間食をしない。
だからお菓子類を、ほとんど食べない。
ところが先日、6年間保存できる「パワーフルーツキャンディ6イヤーズ」の味見をしてから、なんとなくキャンディが舐めたくなった。
何か適当なキャンディはないか、と調べてみつけたのがこれ。
「瀬戸内レモンキャンディ」だ。
瀬戸内レモンキャンディ
120×100mmほどの小さなパッケージ。
裏面に原材料名や、アレルギー物質などが表記されている。
原材料に含まれるアレルギー物質(28品目中)は該当なし。
原材料の砂糖や水飴は国内生産、レモン果汁は瀬戸内産だ。
ちょっと口に入れるのに最適な大きさのキャンディ。
レモンキャンディに惹かれるのは村上春樹作品が原因!?
ポケットからレモンドロップを取り出し、包み紙を開いて口の中に入れた。仕事を辞めたのを機会に煙草をやめたのだが、そのかわりレモンドロップを手元から離せなくなっていた。「レモンドロップ中毒」と妻は言った。「今に虫歯だらけになるわよ」。
そういえば村上春樹作品にレモンキャンディが出てきたな、と思って探してみると「ねじまき鳥クロニクル」だった。
村上作品の多くは何度か再読したが(「風の歌を聴け」から始まる初期三部作は、たぶん10回以上再読している…)、なぜか「ねじまき鳥クロニクル」は再読した記憶がない。
元になった短編「ねじまき鳥と火曜日の女たち」や、本来はこの作品の一部だった「国境の南、太陽の西」は何度か再読しているのに…
村上春樹
途中にけっこうえげつない描写があるからだろうか、と思ったが、他にもそれ以上の描写がある作品をいくつも読んだし…
とりあえず、これを機会に再読する予定だ。
まとめ
肝心のキャンディの味の方は、スッキリとした酸味で美味しい。
僕はレモンドロップ中毒ではないので一日に1〜2度、気分転換に口に入れる程度だ。
「ねじまき鳥クロニクル」の主人公、オカダ・トオルのようにポケットに入れて出掛けるほどではない。
まぁ、そのうち飽きてしまって、食べなくなるだろうけど…
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