文書作成に特化した携帯端末、キングジムのポメラシリーズ。
芥川賞作家の羽田圭介氏など、プロの文筆家やライターが愛用していることで有名だ。
そのポメラシリーズから新機種「ポメラ DM30」がリリースされる。
ポメラ DM30
今回リリースされるポメラ DM30は、キーボード折りたたみ式で乾電池駆動と、本来のポメラに先祖返り(?)している。
キーボードはJIS配列で、キーピッチが17mmあるからほぼフルサイズキーボードに近い。
ディスプレイは6インチ(122.4×90.6mm)で、E Ink社の電子ペーパーディスプレイ。
バックライトがないので、長時間の使用でも目に優しく疲れにくい。
専用のATOK(ATOK for pomera)を搭載で、文字・漢字変換もスムーズでストレスは感じない。
行番号やグリッド表示、縦書き、白黒反転、文字サイズや行間の設定など、多彩な編集表示機能も搭載している。
DM30で入力したテキストデータは、microUSB接続やSDカードを使って、パソコンに転送することができる。
またテキストデータをQRコードに変換し、専用のアプリ「ポメラQRコードリーダー」で読み込むことで、iPhoneにも転送できる。
ポメラQRコードリーダー – KING JIM CO.,LTD.
文書作成に必須ともいえる辞書も、「明鏡国語辞典MX」「ジーニアス英和辞典MX」「ジーニアス和英辞典MX」の3冊を内蔵している。
電源は単3アルカリ乾電池×2本、あるいは単3形エネループ×2本で、約20時間の駆動が可能。
サイズは、携帯時が約156×126×33mmで、使用時が約286×131mm。
重さは約450g(電池を除く)。
価格は¥43,000(税別)で2018年6月8日発売予定だ。
まとめ
このところ、ポメラはDM100、DM200とクラムシェル(ノートパソコン)型の2つ折りタイプを続けてリリースしていた。
DM200は、それまでの乾電池からバッテリー駆動形になった。
スタイリッシュでカッコよかったが、どことなくポメラらしさがなくなっていた。
キングジムの端末は、やはり折りたたみ式キーボードでないと、と思っていたのは僕だけではないはずだ。
Amazonでは、すでに予約受付が始まっている。
専用ケースもある。
本体とケース、乾電池がセットになったタイプもあるぞ!