僕がSoftBankからIIJmioにMNPしてから、まもなく1年たつ。
通信料は爆発的に安くなったけど、月々のデータ通信量も7GBから3GBに減った。
でも、夏に出先からテザリングを多用した時に、ギリギリまで使ってしまったくらいで、通信制限を受けることは一度もなかった。
日頃からデータ通信量を節約する工夫をしているからだ。
モバイルデータ通信量を節約する3つの基本設定
① 使えるところではWi-Fiを使う
自宅や勤め先などセキュリティが保証され、使用可能な場所ではWi-Fiを使う。
iOS7以降、コントロールセンターから簡単にWi-Fiをオン/オフできるようになったので、こまめに切り替える。
またiOS9から搭載された、Wi-Fiの電波状況が悪い時に自動的にモバイルデータ通信に切り替わってしまう機能、Wi-Fiアシストはオフにしておく。
設定は、[設定]>[モバイルデータ通信]>[Wi-Fiアシスト]。
② モバイルデータ通信を個別に設定
モバイルデータ通信でデータを得る必要がないアプリは、オフにしておく。
設定は、[設定]>[モバイルデータ通信]> [モバイルデータ通信を使用]の各項目。
LINEやメールなどの通信系、地図やカレンダーなどのユーティリティ、最低限のSNSとブラウザアプリ以外はオフで良いだろう。
③ SNSの自動動画再生機能をオフ
FacebookやTwitterは、動画の投稿が可能になった。
ディフォルトでは自動再生に設定されているので、モバイルデータ通信でも勝手に再生されてしまう。
必要がなければオフ、あるいはWi-Fi使用時のみ自動再生にしておく。
Facebookの設定は、アプリの[設定]>[アカウント設定]>[動画と写真]>[動画の自動再生]で、[Wi-Fi接続のみ]か[動画を自動再生しない]を選択。
Twitterの設定は、アプリの[設定]>[動画を自動再生]で、[Wi-Fiのみ使用]か[動画を自動再生しない]を選択。
とはいえFacebookアプリは、いまだにバックグラウンドで動作し、バッテリーの異常消費の原因になっているようなので、僕はアンインストールしている。
モバイルデータ通信量がヤバい時の3つの追加設定
① コンテンツブロッカーを使う
コンテンツブロッカーは、iOS9から実装された、Safariがウェブページの広告などを読み込まなくするツールだ。
ウェブ広告には画像や動画が組み込まれているものもあるので、これを読み込まないことでデータ通信量を節約することができる。
② プラウザアプリを変える
ウェブブラウザアプリをディフォルトのSafariからサードパーティ製のアプリに変える。
例えばChromeは、ウェブページを圧縮データで閲覧できる設定があるので、通信量を節約することが可能だ。
設定は、Chromeの[設定]>[帯域幅]>[データセーバー]をオン。
Chrome – Google のウェブブラウザ – Google, Inc.
③ 3GとLTEを使い分ける
LTEは高速通信が可能だが、その分通信量も多く消費している。
高速通信が必要ない時に、3Gに切り替えておけば、モバイルデータ通信量を節約することができる。
設定は、[設定]>[モバイルデータ通信]>[LTE回線を使用]をオフ。
まとめ
ふつうの人なら “基本設定” だけでも、データ使用量は少し変わってくるはずだ。
特に滞在時間が長く使用頻度が高い、自宅や勤務先でWi-Fiに切り替えるだけでも、かなりの節約になる。
それでも月末近くになると必ず通信制限を受けてしまうという人は、“追加設定” を検討すれば良いだろう。
アプリごとのモバイルデータ通信量は、[設定]>[モバイルデータ通信]> [モバイルデータ通信を使用]でオンにしたアプリに表示されている。
定期的にその数値を確認し、自分にとって何が必要で何が必要ないのか、いろいろ試してみて最も適した設定を見つけよう。
必要がないアプリはデータ通信量だけでなく、バッテリー消費やストレージの節約の意味でも、早急にアンインストールするべきだろう。
こちらの投稿もいかがですか