iPhone 7シリーズの影に隠れて(?)ひっそりと発表されたAmazon Fire HD 8 タブレット。
思わず注文したものが発売日に届いた。
開封して数十分使っただけなのだが、とりあえずファーストインプレッションを記しておく。
Fire HD 8
パッケージはFire(7インチ)と、大きさが違うくらいでほぼ同じ。
内容も本体、microUSBケーブル、充電プラグ、マニュアルと同じ。
本体の造りも同じで上部にコンソール系、メインスイッチ、microUSBジャック、マイク、ボリュームボタン、イヤホンジャックが並んでいる。
カメラやmicroUSBカードスロットの位置も同じ。
唯一Fire(7インチ)と異なるのが、スピーカーで、正面向かって左側面の上下に2ヶ所ある。
スピーカー部分を拡大すると、それぞれ6個の穴が開いている。
横向きに使うと、Dolby Atmosのステレオ音声を楽しむことができる。
Fire(7インチ)の比較
ディスプレイは1インチの違いだが、感覚的にはかなり大きく感じる。
ただ、どういうわけかホーム画面のアイコンの数が、Fire(7インチ)が5×5で25個に対し、Fire HD 8は5×4で20個で一列分少なくなっている…
アイコン自体が大きくなってることが原因のようだ…
本体の大きさは、Fire HD 8の横ベゼルが細くなっているので、横幅はそれほど太くなっていない。
男性の手であれば、しっかりと掴むことができるはずだ。
厚みは、Fire(7インチ)が10.6mmに対し、Fire HD 8は9.2mmなので逆に薄くなっている。
まとめ
全体的にFire(7インチ)の8インチ版といった印象だが、数字以上にディスプレイは大きく感じる。
小型タブレット端末の1インチは、意外と大きな差だ。
ディスプレイ以外の大きな違いはスピーカー。
背面に申し訳程度に付いていたFire(7インチ)のモノラルスピーカーとは違い、側面に付いたステレオスピーカーは本体を横向にして映像コンテンツなどを楽しむ時に真価を発揮するはずだ。
低音が響く透きとおった音、とまでは言わないが、Fire(7インチ)のものとは明らかに違う。
Amazonのウェブサイトではあまり言及されていないが、個人的にはディスプレイの大きさ以上にFire HD 8を選択する理由になりそうに感じた。
いずれにしても、独りで気軽にAmazon プライム・ビデオなどのコンテンツを楽しむには充分な端末といって良いだろう。
何よりもAmazonプライム会員なら8,980円(16GBモデル)と、1万円を切る価格で購入できるというコストパフォーマンスは、他に比べるものが見当たらない。
安価で使いやすいタブレット端末を探している人はもちろん、Fire(7インチ)ユーザーでも買い替えを検討しても良いくらいの端末といってイイだろう。