先月(2017年9月)発刊された「21世紀の『裏』ハローワーク: 人には言えないもうひとつの職業図鑑」。
未来文庫第2弾! 高城剛著「21世紀の『裏』ハローワーク: 人には言えないもうひとつの職業図鑑」
その表紙を飾った地下アイドルの柚稀まいさんがツイートしていたとおり、“表” がリリースされた。
「21世紀の『表』ハローワーク: 人には理解されないもうひとつの職業図鑑」だ。
21世紀の『表』ハローワーク: 人には理解されないもうひとつの職業図鑑
“表” なら、ふつうのハリーワークじゃん、と思うがそうではない。
サブタイトル “人には理解されないもうひとつの職業図鑑” から分かるように、裏=違法(?)ではないが、一般には理解されにくい職業を、今回は扱っている。
しかし前回の “裏” でも、セクシー女優やキャバクラ嬢、ホストなど違法とはいえない職業があったので、どういう基準で分類されたのか、イマイチよく分からない。
高城剛氏のメルマガでは、
人には言えないもうひとつの職業を匿名インタビューした前作『裏ハローワーク』に対し、『表ハローワーク』は、やり方によっては大手を振って儲けられる職業を厳選!
誰もが知ってるようで知らない職業を集め、転職やセカンドジョブの可能性を探ります。
とある。
つまり “表” は、今はアンダーグラウンドのニオイが強いが、将来的には一般化する可能性が高い職業ということか。
確かに地下アイドルも一発当てればAKBだし、大麻産業やタネ販売も今後の農政を左右するものになるかもしれない。
探偵や盗撮盗聴(の防止)も、今後の個人情報セキュリティ社会で面白い位置になりそうな職業だ。
そう考えると、よく考えて “裏” と “表” が選別されていることが分かる。
まとめ
表紙は “裏” と同じ場所、同じモデル、同じポーズで撮影されている。
夜の淫靡で綺羅びやかな景色と違い、昼はどこか気の抜けた寂れた感じさえする風景だ。
果たしてどちらが、この街のほんとうの姿なのだろうか。
そう考えると、結局 “裏” も “表” も紙一重なんじゃないかな… と思うのは僕だけだろうか。
それにしても、柚稀まいさんが右肘をつかむ左手の位置が微妙に違うのは、何か意味があるのだろうか。
写真を精密に比較すれば、ほぼ同じポーズで撮影できるはずだ。
こんなことを深く勘ぐってしまうのも、高城氏の著書ならではなのかもしれない…
未読の方は、こちらもどうぞ。
どちらもKindleunlimited対象だ。
もちろん僕は購入した。