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ついに悲願が叶う! 村上春樹 初期3部作「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」がKindle化!


エッセイは続々とKindle化されていたが、ノンフィクションの「アンダーグラウンド」はあるものの、小説では「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」だけだった。
小説がまったくKindle化されていないわけではないので、いつか他の小説もされるだろうと思っていたら、ついにその日が来た。

初期3部作の「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」が、2016年7月1日にKindle版として発売される。

村上春樹 初期3部作の思い出

何冊買ったか分からない…

現時点で僕が所有している村上春樹は初期3部作は、今のところ処分するつもりのない数少ない紙の本、村上春樹全作品 1979~1989版のみだ。

しかし文庫版は、それぞれ数冊ずつ(実数は覚えていない…)購入した記憶がある。
なぜなら旅先や出張先で、なぜか読みたくなるのが村上春樹の初期3部作だからだ。

そんな時は地元の書店に駆け込んで買った。
幸い、村上春樹はすでにメジャーな作家になっていたので、たいがいの書店の文庫本コーナーで手に入れることができた。

旅先で読むに相応しい…

いつか北上次郎だったか池上冬樹だったかが、片岡義男の小説は野外で読むのが相応しいと、どこかの解説で書いていたのを読んだことがある。
ぼくにとっては村上春樹の初期3部作が、それに当たるようだ。

センテンスが短く、細かいチャプターで区切られた文章は、移動の車内や宿のベッドの上で読むのに、とても適していた。
神経質で集中力がなく、見知らぬところや人通りのある場所で小説を読むのが苦手な僕も、何度も読んでストーリーが頭の中に入っている初期3部作は、単純に楽しむことができた。

やっぱり紙の本がイイかも…

これからは旅先・出張先で急に読みたくなっても、書店を探す必要がなくなる。
Kindleを持っていれば、もし持っていなくてもiPhoneのKindleアプリでダウンロードし、いつでもどこでも読むことができる。

でもやっぱり村上春樹の小説は、特に初期3部作は紙の本、文庫本がイイかな…
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」は薄いから、カバーなんて取っ払って、丸めてジーンズの後ろポケットにねじ込んで、読みたい時に引っ張りだして読む、っていうのが相応しいのかもしれない…

まとめ

でも、Kindle版は買うけどね。
てか、もう3冊とも予約した。
7月1日には自動的に配信されるはずだ…

[文中敬称略]

 
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