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iPad mini2をiOS9にアップデートしてマルチタスク機能を試す【追記あり】

iOS9150917
2015年9月17日午前2時ごろ(日本時間)、予定どおりiOS9が一般リリースされた。

ほんとうなら新しいiOSがリリースされても、しばらくは様子を見るんだけど(特にメジャーアップデートは)、今回は楽しみな機能が多いので、とりあえずiPad mini2をアップデートしてみた(最近は即アップデートすることが多いけどね…)。

マルチタスク機能

iOS9の新機能で一番楽しみにしていたのはマルチタスク機能、正確には2画面表示機能だ。

残念ながら、2つのアプリを同時に操作できるSplit View(スプリットビュー)は、iPad Air2とiPad mini4でしか使えない。

僕のiPad mini2で使えるのは、SlideOver(スライドオーバー)とPiP(ピクチャー・イン・ピクチャー)だ。

マルチタスク機能をオンにする

[設定]→[一般]から、iOS9で新しく増えた項目[マルチタスク]を開く。
MultiTasking_a

すべての項目をオンにしよう。
MultiTasking_b

SlideOver

SlideOverは、ひとつのアプリを起動中、右からスワイプすることで別のアプリを、縦長の範囲内で起動するというもの。
最初のアプリは終了しないので、素早くアプリを切り替えることができる。

Safariを起動中、右からスワイプ。
SlideOver_a

起動できるアプリがリストアップされている。
SlideOver_b
現時点で起動できるアプリは、連絡先・時計・リマインダー・メモ・メッセージ・メール・ヒント・ビデオ・カレンダー・iBooks・Game Center・Find iPhone(iPhoneを探す)・Face Time・友達を探す・写真・マップ・Safariだ。

当然というか、残念ながらすべてプリインストールアプリだ。
今後、サードパーティー製アプリも対応されるのだろうか…

【追記】

アプリをアップデートすると、Microsoft ExcelWordPowerPointDocuments5が対応していることが分かった。
僕が使っているアプリ以外にも、対応しているものがあるかも知れない。

マップを起動してみると、こんな感じ。
SlideOver_c
最初に起動していたアプリは、グレーアウトして操作できない。
また同じアプリ、例えばSafariを起動して、さらにSlideOverでSafariを起動することもできない。

しかし別の同機能アプリ、例えばするぷろーらを起動し、Safariを起動することは可能だ。
SlideOver_d
もちろん、同じページを開くことも可能だ(意味はないけど…)。

PiP

PiPは再生中に縮小させ、動画を再生させたまま他のアプリを起動する機能だ。
動画視聴中にメールなどが届いた場合、視聴を中断せずにメールを確認したりできる。

ビデオを再生画面の右下のアイコンをクリックすると、縮小される。
PiP_a

縮小再生したままSafariを起動できる。
PiP_b

縮小した動画再生画面をクリックすると、3つのアイコンが現れる。
PiP_c
左から、元の大きさ(全画面)に戻す・再生/停止・終了だ。

縮小した動画は、ドラッグ&ドロップで4隅に移動が可能。
PiP_d

現時点でこの機能に対応しているのは、プリインストールされているビデオアプリだけみたいだ。
YouTubeは対応していないようだ。

できればYouTubeとニコニコ、ツイキャスくらいは対応して欲しいな…

まとめ

iPad mini2でSplit Viewが使えないのは残念だけど、SlideOverとPiPだけでも、かなりの進化といって良いだろう。
少なくとも僕は、けっこう気に入っている。

今のところ大きなバグもないようだし、iPad mini2でも特にモタつくことなくキビキビ動いている。
少なくとも対応しているiPadは、iOS9にアップデートしてもイイんじゃないかな。

 
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