先日いつものように(?)GIZMODO Japanを眺めていて、こんな記事をみつけた。

米国のアパレルショップでiPodを販売したら完売したという。
過去記事かと思ったら、最新の記事だった…
時代は平成レトロ!?
巷では平成レトロブームだという。
Y2Kファッションが流行しているらしい。
YはYear、2Kは2000年(Kは1000の意味)、つまり西暦2000年あたりに流行していたファッションということだ。
流行はファッションだけにとどまらず、ガジェット類にも及んでいる。
若い子たちの間で「写ルンです」などのフィルムカメラが流行っているのも、そのひとつだ。
もっと経済的に豊かな人達には、使い捨てではない銀塩カメラが流行している。

iPodの出現で完全に駆逐されたと思われたカセットテーププレイヤーなども、新しいものが発売され、それなりに売れているらしい。
iPodはミレニアムガジェット!
▲ 僕が所有するiPodシリーズ。左からiPod nano(第3世代)、iPod mini(第1世代)、iPod classic(第6世代)✕2。他にもあったのだが、人にあげたり、動かなくなって処分したりした…
iPodが発売されたのは2001年。
まさにY2Kガジェットだ。
当時は音楽を聴くだけではなく、iTunesでiPod用のゲームをダウンロードしたり、アドレス帳に青空文庫をコピーし電子書籍ビュアーにしたりもした。。
カスタムファームウェアのRockboxをインストールして遊んだりもした。

iPodは、僕が初めてカスタムする楽しさを覚えたガジェットだったかもしれない…
まとめ
音楽を聴くだけなら、バッテリー消費も少ないしiPhoneで十分だ。
しかしiPodにはiPhoneにはない魅力がある。
先に述べた、米国のアパレルショップでiPodを購入したのが、若い人なのかどうかは分からない。
その人達がiPodにどのような魅力を感じているのかも不明だ。
ただ、一定の需要があるのは確かだろう。
先日iPhone 15が発表されたが、端子がUSB‐Cになった以外に魅力は感じられない。
そろそろiPhoneの進化も頭打ちだ。
いっそiPodを再販した方が、新しいユーザーを獲得できるかもしれない。
Wi-Fi、Bluetooth搭載で、クリックホイールを採用した新しくもクラシックなiPodが販売されることを、昭和生まれのiPodマニアとして期待したい…