来日した外国人がもらす、日本に対する不満のひとつに、フリーWi-Fiの少なさがある。
そんな訪日外国人の不満を少しでも解消すべくリリースされたのが、フリーWi-Fi接続アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」だ。
本来、外国人向けにリリースされたものであるが、日本でもダウンロードできるし、もちろん日本人でも使うことが可能だ。
Japan Connected-free Wi-Fi – NTT Broadband Platform, Inc.
Japan Connected-free Wi-Fi NTT Broadband Platform Inc.
初期設定
いかにも日本的な美しい起動画面だ。
利用登録をする必要がある。
方法はFacebookやTwitter、Google+などのSNSを使う方法と、氏名・年齢などを入力するメールアドレスを使う方法だ。
その前に“利用規約”と“観光施策への活用について”をしっかり読んで、[〜同意する]にチェックを入れておこう。
今回はTwitterで登録するので、[ユーザー名]と[パスワード]を入力し[連携アプリを認証]をタップ。
登録が完了したので[アプリトップへ]をタップ。
ホーム画面
利用できるフリーWi-Fiがあれば、中央のアイコン(Connectボタン)が赤くなっている。
ちなみに今はオフィスのWi-Fiに接続している状態。
当然フリーWi-Fiではないので、赤くならない…
ホーム画面には[Search][Offline Map][Offline Guide]の3つの項目がある。
Search
[MAP]では、位置情報(GPS)をオンにした状態であれば、近辺で使用できるフリーWi-Fiスポットが表示される。
[AREA]では、場所を選んで使用できるフリーWi-Fiスポットを調べることができる。
Offline Map
あらかじめオフラインマップをダウンロードしておけば、オフライン状態でも任意のエリアで使用できるフリーWi-Fiスポットを知ることができる。
大阪南(なんば)のオフラインマップをダウンロードしてみよう。
アイコンをタップすれば、すぐにダウンロードが始まる。
ダウンロードが完了すれば、アイコンがアクティブになるのでタップ。
自分がいる場所に関係なく、大阪南(なんば)のフリーWi-Fiスポットが表示された。
Offline Guide
各地の観光スポットが紹介されたトラベルガイドをダウンロードできる。
これは日本人でも旅行に役立ちそうだ。
使い方
使い方はiPhoneなどのiOS端末とAndroidで少し異なる。
iOS端末(iPhone・iPad)
- [設定]>[Wi-Fi]で[Wi-Fi]をオンにする。
- 利用できるWi-Fi名が表示されるので選択。
- アプリを起動するとConnectボタンが赤くなっているのでタップ。
- 接続される。
Android端末
- アプリを起動するとConnectボタンが赤くなっているのでタップ。
- 接続される。
Androidはワンタッチで接続できるので簡単だ!
まとめ
以前ご紹介した「タウンWi-Fi」より、Wi-Fiスポットの登録の手間がないので、よりお手軽だ。
しかもリリースしているのがNTTの系列会社のNTTBP(エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム)なので安心感もある。
それでも100%安全というわけではないので、VPN Gateなどを利用し、クレジットカード番号やパスワードなどの個人情報はできるだけ扱わないようにしよう。
【iPhone裏技】専用アプリを使って、VPN Gateに接続する方法
Japan Connected-free Wi-Fi – NTT Broadband Platform, Inc.
Japan Connected-free Wi-Fi NTT Broadband Platform Inc.