2018年10月30日に開催されたApple Special Eventでは、ほとんどリークがなかったMac miniが4年ぶりにリニューアルされた。
リサイクルアルミを利用した、黒いボディー(スペースグレイ)がカッコイイ!
もちろん変更されたのは、ボディーカラーだけではない。
性能も大幅にアップされている。
ラップトップ派だが、黒いモノ好きの僕も気になっている。
一応(?)確認しておこう。
新型Mac mini
前モデルまでのMac miniは、ラップトップ(ノートPC)のスペックを搭載したお手軽PC、初心者用のデスクトップMacというイメージがあった(僕だけ?)。
しかし今回の新型Mac miniは、そんなイメージを払拭している。
高性能モデルはMacBook Proはもちろん、一部のiMacの性能を上回っているくらいだ。
さらに89,800円(税別)の初心者モデル(?)から、463,800円(税別)のプロモデルまで、CPUとメモリ、ストレージなどの組み合わせで約20型のモデル選択肢がある。
自分の使用目的と懐具合(?)に合わせてカスタマイズできるのが魅力だ。
さらにThunderbolt 3(USB Type-C)×3、USB 3×2、HDMI 2.0と3.5mmのオーディオ端子など、拡張性が高いのも魅力のひとつ。
グラフィックボードは積んでいないようだが、外付けでeGPUの使用が可能。
一部では、自分でメモリを拡張できるという情報もある。
自己責任にはなるが、メモリは8GBを選んでおいて、後から自分で強化交換することもできそうだ。
ただしMac miniは本体のみなので、他にディスプレイやキーボード、マウスなどの周辺機器が別途必要なことを忘れてはならない。
Mac miniは携帯可能!
Mac miniは、その名のとおり小型だ。
サイズは197×197×36mmで、重さが1.3kg。
バッグに入れて持ち運べるサイズだ。
とはいっても、Mac miniを持ち歩いて外出先で使う、という意味ではない。
もちろん、モバイル用のディスプレイとキーボードで、それも不可能ではないが実用的ではなさそうだ。
万が一の時、大切なデータと使用環境を持って避難できるということだ。
日本では特に最近、台風や地震など自然災害で、自宅を出て避難する状況が増えてきている。
地方はもちろん都心部でも、いつそんな状況がやってくるか分からない。
そんな時でもMac miniであれば、避難袋に入れて簡単に持ち出すことが可能だ。
最悪の場合も、ディスプレイなどの周辺機器だけ買い直せば、持ち出したMac miniでそれまでと変わらない環境で作業することができる。
自宅ではラップトップではなくデスクトップで作業したい人は、万が一を考えてMac miniを使うことも選択肢のひとつと考えて良さそうだ。
まとめ
新型Mac miniは、僕にとって久しぶりに欲しいと思ったデスクトップPCだ。
自宅ではMac mini、外出先ではiPad Proというのが、僕にとって最適解のひとつになりそうだ。
ただしそうなると、最低価格機種を選んでもMac miniが89,800円、iPad Proが89,800円、Smart Keyboard Folioが19,800円、さらにディスプレイなど周辺機器が3万円として、合計で20万円を超える出費になる。
これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれだが、考えてみればMacとiPad Proで20万円は意外と高くないのかもしれない(やっぱり高いか…)。
そんなことを考えてしまうくらい、今回のApple Special Eventは楽しかった。
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