3年近く新型が発売されず、iPod classicが廃番になり、ウェブサイトのトップページのタブリストからも消されたことで、継続が危ぶまれていたiPodシリーズ。
2015年7月14日に新型が発表されるのではないか、という噂があったものの、当日には動きがなかったことで絶望視していたところ、1日遅れでリリースされた。
発表されたのはiPod nanoとiPod shuffle、そしてiPod touchだ。
iPod nanoとiPod shuffleは新色が追加されただけで、スペックなど仕様には変化がなかったが、iPod touchは完全新型だった。
新型iPod touch
スペック比較
新型iPod touchと前型であるiPod touch5th、そして現時点で僕のメイン機であるiPhone5sのスペックを比較してみた。
雑感
約3年、1000日以上ぶりのモデルチェンジということで、新型iPod touchはすべてにおいて何ランクもスペックアップしている。
特筆すべきは、プロセッサにA8とM8を搭載していること。
これまでは、現行のiPhoneの1世代前のプロセッサを使っていることが多かったのだが、今回は6/6Plusと同等だ。
今秋リリース予定のiOS9も、難なく動かすことができるだろう。
さらにストレージも128GBが追加された。
これは廃番になったiPod classicの代わりか…
ここまでスペックアップすると、すでにiPod touchはただの音楽プレーヤーとはいえない。
Wi-Fi・Bluetooth接続可能なデジタルカメラであり、オンライン対戦可能な携帯ゲーム機である。
通信機でもあり、高性能なパソコンでもある。
これでほんとうの意味でマルチツールになったといえそうだ
街中にフリーWi-Fiが充実してくれば、iPhoneも必要なくなるかもしれない。
このスペックであれば、あと2〜3年は戦えそうだ。
いずれにしても今回の力の入れようで、AppleがまだiPod touchを見捨てていなかったと判断しても良さそうだ。
まとめ
ほとんどのスペックが、僕のメイン機であるiPhone5sを追い越してしまった(悲)。
とはいえ、iPod touchのシンプルなデザインは好きだ。
特に背面は6や6Plusに比べ、無駄な装飾がされていないところが良い。
よく分からなかったiPod touch loopの機能もなくなったし。
そして何といっても、iPhone6/6Plusを持たない僕にとって、A8&M8搭載は魅力だ。
2台あるiPod classicを1台処分(売却)して、iPod touchの128GBを購入するか…
まぁ、慌てる必要はないので、じっくり検討する。
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