2017年11月1日(現地時間)、ゲーム周辺機器メーカー「Razer」は英国で開催されたイベントで、同社初となるAndroid搭載スマートフォン「Razer Phone」を発表した。
Razer Phone
スペック
- OS:Android 7.1.1 Nougat(Android 8.0 Oreo対応予定)
- CPU:Qualcomm Snapdragon 835 オクタコア 2.45GHz
- RAM:8GB
- ROM:64GB
- ディスプレイ:5.7インチ IGZO液晶 2560×1440 WQHD
- バッテリー:4000mAh
- アウトカメラ:1200万画素(広角)+1300万画素(望遠)
- インカメラ:800万画素
- 外部端子:microSDスロット(最大2TB)、USB Type-C
- サイズ:158×78×8mm 197g
特徴
CPUはQualcomm製のSnapdragon 835 Mobile Platform、メインメモリは8GB…
同社自ら「The Ultimate in Mobile Entertainment」と評するだけあって、ハイエンドなスマートフォンだ。
特筆すべきはディスプレイ。
解像度は2560×1440の5.7インチIGZO液晶を使用し、スマートフォンとしては世界初になるリフレッシュレート*1120Hz。
スナドラ835と8GBRAMのスペックと合わせて、動きが早いアクション系ゲームもカクつくことなく快適にプレイできそうだ。
音響まわりにも手を抜いていない。
本体には前面ステレオスピーカーを搭載し、THX*2認証済みだ。
ゲームプレイ機能だけでなく、カメラ機能もハイエンドにふさわしいスペックになっている。
メインとなるアウトカメラは、広角と望遠のデュアルカメラ。
広角は有効画素数1200万画素でF値は1.75、望遠は1300万画素でF値2.6。
実際の撮影画像を、ぜひ見てみたい。
バッテリーも4000mAhの大容量を積んでおり、最大12.5時間の動画再生が可能だという。
これは長時間のゲームプレイにも役立ちそうだ。
それでいながらサイズ・重量ともに、5.5〜6インチスマートフォンとしては、そこそこの数値に抑えられている。
価格は699ドルで、米国では2017年11月1日から予約を開始しており、11月17日出荷の予定だという。
まとめ
全体的なデザインは、先ごろ買収したスマートフォンメーカー「Nextbit」の「Nextbit Robin」を踏襲したシンプルなもの。
ただポップなイメージのNextbit Robinとは、カラーリングと背面のロゴだけとっても大きく印象を異にする。
艶のないブラックと虹色(?)に光る待ち受け画面は、いかにもRazer。
予想どおり(以上!?)のカッコイイスマートフォンだ。
僕はスマホゲームはほとんどしないけど、これは単純に欲しい!
ただし、残念なことに現時点で日本国内での販売は未定だ…
リフレッシュレート*1 単位時間内にリフレッシュ(書き換え)される値。“Hz” は1秒間にリフレッシュする回数を表していて、数値が多いほど映像が滑らかに動く。
THX*2 音響技術・評価サービスを提供する米国企業。THXが認定した、基準以上のクオリティで再生できる機器には、“THXマーク” が表記される。