iPhone 7の性能が良くて個人的にもお気に入りなので、最近はAndroidに意識が向いていなかった。
その一方で新Android OS、Android 8.0 Oreoも公式発表されAndroid界隈(?)も盛り上がってきている。
今Androidを手に入れるならどの端末だろうか、と考えた場合、候補のひとつとしてZenfone 4が挙がることに異論を唱える人は少ないだろう。
Zenfone 4について少し調べてみよう。
Zenfoneとは
ZenFoneは台湾(中華民国)の精密機器メーカーASUS(エイスース)が開発・販売するスマートフォンシリーズ。
高性能と低価格、コストパフォーマンスの高さを特徴としていて、日本でもファンが多い。
ちなみにZenFoneの “Zen” は日本の “禅” を表し、無駄のない美しさを意味しているという。
Zenfone 4シリーズ
先日発表されたZenfone 4シリーズは、Zenfone 4とZenFone 4 Pro、ZenFone 4 SelfieとZenFone 4 Selfie Pro、ZenFone 4 MaxとZenFone 4 Max Proの全6機種だ。
ここではZenfone 3の直系でスタンダードモデル、Zenfone 4(ZE554KL)をとりあげよう。
Zenfone 4(ZE554KL)
Zenfone 4(ZE554KL)にも、Snapdragon 660の上位機種とSnapdragon 630の通常機種、スペック違いで2機種存在する。
Zenfone 4(ZE554KL)スペック
- OS:Android 7.1.1 Nougat
- CPU:Qualcomm Snapdragon 660 Octa-core/Qualcomm Snapdragon 630 Octa-core
- RAM:6GB/4GB
- ストレージ:64GB/32GB
- ディスプレイ:5.5インチ 1920×1080 Full-HD
- バッテリー:3300mAh
- アウトカメラ:1200万画素(メイン)+800万画素(広角)デュアルカメラ
- インカメラ:800万画素
- 外部端子:USB Type-C・microSD(最大2TB)・3.5mmオーディオジャック
- サイズ:155.4×75.2×7.7mm 165g
- カラー:ミッドナイトブラック・ムーンライトホワイト・ミントグリーン
デュアルカメラ
キャッチコピー “We Love Photo” が示すとおり、Zenfone 4のウリのひとつがカメラだ。
1200万画素で焦点距離25mmのメインレンズと、800万画素12mmの広角レンズのふたつのレンズを切り替えて使う。
切り替えはカメラアプリの画面で、簡単にワンタッチでできる。
ProモードではISO感度やシャッター速度、ホワイトバランスなど細かい設定が可能で、RAWでの保存にも対応している。
一眼レフカメラのような背景をぼかした「ポートレートモード」撮影も可能。
実用的なスペック
Snapdragon 660/630は、いずれもミドルレンジ帯のCPUだ。
では実際、どの程度の性能があるのだろうか。
Zenfone 4(ZE554KL)に搭載されたSnapdragon 660はある調査によると、シングルコアで855、マルチコアで4127のベンチマークスコアを計測されている。
これはiPhone 6s Plusのマルチコア4400前後をやや下回る数値だ(ちなみにシングルコアは約2500…)。
もちろんiOSとAndroidで根本的にOSやその他システムが異なるので、単純に比較することはできないが、少なくとも数値上ではiPhone 6s Plusに近い性能なので実用レベルと考えて良さそうだ。
まとめ
Zenfone 4の日本国内販売は2017年冬に予定されている。
本国台湾では2017年8月17日にすでに発売されており、EXPANSYSでも購入可能。
現在約10%OFFで販売中だ。
ASUS Zenfone 4
EXPANSYS