夏になると必ず鞄に入れているものがある。
扇子だ。
特別、暑がりというわけではないんだけど、チョット風が欲しい時なんかに便利だ。
マイ扇子
僕が愛用している扇子は、いわゆる龍馬扇と呼ばれるもの。
あの坂本龍馬が愛用したといわれる扇子をモデルにしているという。
扇面の和紙(地紙)に柿渋を引き、耐久性をアップしている。
柿渋といっても独特の匂いはない。
扇骨は竹で、唐木と呼ばれる黒檀のような濃い茶色に染められたものだ。
ほとんどが天然素材で造られているので、使っていくうちに馴染んできて、経年変化も楽しめる。
本来、龍馬扇は8寸(約24cm)で少し大きめなんだけど、僕が使っているのは、6.5寸(約20cm)の女扇サイズ。
持ち歩くのに8寸は大きすぎるし、使う時も大袈裟な感じがする。
6.5寸だと携帯時も場所をとらないし、コンパクトに扇ぐことができる。
スーツの内ポケットや、ジーンズの後ポケットにも突っ込めるしね。
女扇だけど、デザインが真っ黒で渋いから、オッサンが持っていても違和感がない。
まとめ
年中使うものではないこともあって、ほとんど手入れはしていない。
紙と竹なんで、水濡れに注意しているくらいかな…
それでも5年以上使ってるんだけど、傷んだようすはないし、まだまだ使えそうだ。
扇子は100均でも売ってるし、ふつうに使うならそれで充分なんだけど…
歳をとると、こういうものはチョット良いモノを使いたくなるね。