僕はiPhone5sをメイン機、Nexus5をサブ機として使っている。
どちらもMVNOを利用しているんだけど、iPhoneは通話付sim、Nexusはデータ通信simだ。
そのせいかiPhoneより、サブ機であるはずのNexusの方が、バッテリーの減りが早いことがある。
いわゆる“セルスタンバイ問題”だ。
セルスタンバイ問題とは
現在の通信方式は、音声通話回線とデータ通信回線は別々にキャリア電波を検知する方式になっているので、データ通信simでは音声通話回線に接続できずに常に電波検知しようとするため、ムダにバッテリーを消費してしまうこと。
セルスタンバイ問題を回避するには
① SMS対応のSIMにする
SMSに対応していれば音声通話回線に接続できるので、必要以上のバッテリー消費はなくなる。
ただし、月々の料金が100〜200円程度アップする。
② 最新の機種に変更する
最近発売された機種には、セルスタンバイ問題を回避する機能があるらしい。
当然、機種変更には新たな出費が必要。
③ Datasim Patcherを導入する
Datasim Patcherというアプリを使うことで、セルスタンバイ問題を回避することができる。
ただし、端末のroot化が必要なため、それなりの知識が必要で、少なからずリスクも伴う。
root化しDatasim Patcherを導入する
経費的に最も負担の少ない、というより経費のかからない、root化+Datasim Patcherという方法を試してみることにした。
Nexus5のroot化やDatasim Patcherの導入については、「Nexus5 root化」や「Datasim Patcher 使い方」などで検索し、研究のうえ導入した。
いずれにせよroot化はメーカーサポートを受けられなくなることはもちろん、最悪端末を起動不可能にしてしまう危険性があるので、すべて自己責任だ。
まとめ
実際、バッテリー消費が抑えられたかは、導入後まだ間もないので分からない。
ただし、[圏外時間]が表示されていないので、効果はありそうだ。
Chromeでデータ通信を試したところ、ふつうに受信できた。
今のところは、順調に動作しているようだ。
今後も引き続き、様子を見ていきたい。
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