みんな大好きKindleが「早川書房海外SF作品必読フェア」と称し、対象の作品を40%OFFから販売中だ。
期間は2020年1月6日まで。
どれを読んでも外れがない(たぶん…)名作揃いだが、僕がオススメしたいのはギブスンとヴォネガットの作品だ。
ウィリアム・ギブスンのオススメ3冊
このブログでも、何度となく紹介しているウィリアム ギブスン。
▷ ウィリアム・ギブスンの初期スプロール3部作がKindleで読める時代に感謝!!
僕が好きな作家のひとりだ。
ギブスンのオススメといえば、初期スプロール3部作を外すわけにはいかないだろう。
この作品群(特にニューロマンサー)がなければ、「攻殻機動隊」や「マトリックス」などのサイバーパンク作品は存在しなかっただろうと、独断と偏見で宣言しておく。
訳者の黒丸尚の、ルビを多用した文体と独特の言い回しで時として難解とされるが、心配はいらない。
3回読めば、だいたい分かる。
どうしても分からなければ、解説本も販売されている。
こちらはKindle化されていないが、詳細なあらすじが掲載されている。
これを読んでから、本編を読めばスルスル理解できるはずだ。
カート・ヴォネガット・ジュニアのオススメ3冊
ヴォネガットに関しては、僕は熱心な読者ではない。
今回紹介する3冊の内、僕が読んだのは「タイタンの妖女」だけだ、ということを白状しておかなくてはならない。
ヴォネガットを読んでみようと思ったのは、村上春樹が好きな米国作家で、フィッツジェラルドやチャンドラー、カポーティに続いて挙げていたからだ。
その時紹介していたのは「チャンピオンたちの朝食」だったのだが、“あらためて読んでみたらとパッとしない” と評していたので、ならばということで代表作ともいえる「タイタンの妖女」を読んだ。
SFというより寓話的な印象があるのだが、読んだのは20年以上前(!?)。
だから詳細を忘れてしまっている…
そんなわけで、この3冊はオススメというより僕が読もうと思って購入した作品なので、ご了承いただきたい。
とはいえ有名な作家なので(ギブスンより?)、読んで損はないと思うよ(たぶん…)。
ヴォネガットにも解説本がある。
こちらは未購入なので、あらすじがあるかどうかは不明…
まとめ
その他にも「月は無慈悲な夜の女王」や「幼年期の終り」、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」などの有名作品もセール対象になっている。
この投稿のタイトルは “年末年始” としたが、もちろん年末年始に絶対読まなければならないということはない。
いずれ読むつもりで、この機会に購入しておいても良いだろう。
個人的には前述の理由でヴォネガットを中心に読もうと考えている。
ギブスンは何度か再読しているからね…
[文中敬称略]
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