まだまだ一般的とはいい難いレベルではあるが、少しづつスマートスピーカーの認知度は高まっているようだ。
【スマートスピーカーについての調査】を公開しました【モニタス】
この調査をみてもスマートスピーカーに求めるものは、音楽を聴くというスピーカー機能より、家電が便利に使えるというスマートホームのハブとしての機能への期待の方が大きいことが分かる(AppleのHomePodは大丈夫か!?)。
最近は建築段階でスマートホームとして設計された家(部屋)も増えてきているようだが、既存の多くの住居はそうなっていない。
しかし、現在使っている家電類をスマートスピーカー対応のものに取り替えるだけで、スマートホーム化することは可能だ。
スマートホーム化計画に必要なもの
スマートスピーカー
スマートホーム化計画の要となるのが、音声アシスタント機能を搭載したスマートスピーカーだ。
AppleやGoogleの音声アシスタント機能、SiriやOK Googleが使えるスマートフォンでも可能ではあるが、ここはやはり常時接続のスマートスピーカーが良いだろう。
個人的にはAlexaを搭載したAmazon Echoシリーズをオススメしたい。
スピーカーとしてではなく、音声アシスタントを中心に使うのであれば、小型のEcho Dotで充分だ。
Echo Dotは壁掛け用のフォルダも各種販売されているので、置き場所にも困らない。
スピーカーとしての機能にこだわりたいのであれば、(現時点での)最上位機種Echo Plusを選ぶべきだろう。
ただ、いまだに招待制なので、すぐに購入できないのが残念だ。
スマート照明
もっともスマート化しやすいのが照明だ。
帰宅して(部屋に入って)一声かけるだけで、部屋の明かりを付けてくれるのは、誰もが最初に考えるスマートホームの機能だ。
Wi-Fi機能を搭載しAlexaに対応したLED電球が、すでに各種販売されている。
もっとも有名なのがPhilips Hueシリーズだろう。
現在使っている電球をこれに取り替えれば、オン・オフだけでなく明るさの調整をすることもできる。
ロボット掃除機
スマートスピーカーより先に普及しつつあるロボット掃除機も、スマートホームの人気アイテムのひとつだ。
ルンバを開発・販売しているiRobotも、いち早くAlexa対応を発表している。
対応機種はWi-Fi機能を搭載したルンバ900シリーズ、ルンバ890、ルンバ690とのこと。
これでルンバに声で掃除の指示を出すことができる。
スマートコンセント
Wi-Fi非搭載でAlexaに対応していない家電でも、スマートコンセントを使うことでオン・オフだけなら可能。
アース付きの3Pプラグになっているので、通常の2Pコンセントで使う場合は変換アダプターが必要。
もともとはEcho対応ではないので、設定に多少手続きが必要なようだが、アマゾンレビューに詳しく書かれている。
スマートリモコン
Wi-Fi機能を搭載せず、赤外線リモコンで操作するテレビやエアコンには、赤外線に対応した学習型のスマートリモコンを使用すれば良いだろう。
これを使えばテレビのオン・オフはもちろん、チャンネルを指定することもできる。
モバイル通信でも使えるので、外出先からエアコンの操作で快適な部屋に帰宅することも可能だ。
こちらのタイプは温度センサーも搭載しているので、部屋に残してきたペットなどのために室温を確認してからエアコンで調整できる。
まとめ
とはいえ、僕はまだスマートスピーカーを持っていない。
Echo Spotの日本発売待ちだ。
この丸く愛らしいフォルムを見てしまうと、僕のスマートスピーカーはこれしか考えられない。
あとは、Fire HD 10が日本語でもハンズフリーでAlexaを呼び出せるようになれば、これも購入する必要がある。
僕の狭い部屋に、何台もスマートスピーカーは必要ない。
だから、とりあえず他のものを買っておくか、というようなムダなことはしない。
Echo SpotとFire HD 10があれば充分だ。
その日のことを考えて、あれやこれやスマートホーム化を画策するのも楽しい。
でも、早く日本でもEcho Spotが販売されないかな…
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