楽器にチューニングは必須だ。
特に弦楽器は、使っている間に弦が伸びたり緩んだりして、音程が狂ってくる。
ピアノなどは専門家に依頼する必要があるが、ギターやウクレレなどは自分でも調弦することができる。
とはいえ、なかなか素人には難しい。
特に僕のようなバカ耳では、調弦しているうちに、どれが正しい音なのか分からなくなってくる。
だから、というわけではないが、先日購入したエレキウクレレ「EleUke PE-MH Bluetooth」用に新しいチューニンググッズを手に入れることにした。
「KORG pitchclip PC-1」だ。
楽器かガジェットか!? エレキウクレレ「EleUke PE-MH Bluetooth」購入
KORG pitchclip PC-1
いつもの(?)ZIPPOとの比較。
想像以上に小さい。
本体はクリップになっていて、最大で25mmくらいまで開く。
クリップ部分はラバーになっているので、取り付ける部分を傷つけることはなさそうだ。
ディスプレイ部分は90°以上開くので、取り付ける位置によってディスプレイが見やすい角度に調整できる。
CR2032 3Vのボタン型電池を使用する。
電池は付属しているが、パッケージのフタと一体になっているケースに入っていて、分かりにくかった…
ディスプレイ部分の裏側にメインスイッチがある。
ギターやウクレレのヘッドを挟んで使う。
弦を弾いた時の本体の振動で、音程を判定しているようだ。
メインスイッチを長押しすることで、表示の上下を変更できる。
ディスプレイの角度や上下を調整できるので、付ける場所を選ばない。
KORG pitchclip PC-1を選んだ理由
シンプルでどこかアナログ感がある、同じKORGのheadtune HT-U1と迷った。
カラーやデザインはHT-U1の方が、EleUke PE-MH Bluetoothに合っているように思う。
しかしHT-U1はウクレレ専用なので、当然ウクレレしか調弦できない。
一方、PC-1はウクレレやギターはもちろん、ベースの調弦もできる。
僕はベースは弾かないが、ギターも時々弾くので汎用性を考えてPC-1を選択した。
まとめ
僕は長年ギターの調弦には、専用の音叉を使っていた。
一弦ずつ音を合わせていく行為は、ギターを引く前の儀式のようで、それはそれで良いものではある。
しかし僕のような素人では、調弦だけで5分10分くらいは平気でかかってしまう。
それが面倒で調弦せずに弾いたりすることが、なかなか上達しない理由のひとつになっているのかもしれない。
KORG pitchclip PC-1は、素人の僕でも1分くらいで調弦が終わる。
しかもデジタルで表示されているから、ほぼ正確な音程になっているはずだ。
安価でもあるし、もっと早く手に入れておけばよかったと、少し後悔している。
もちろん調弦が正確なことと、ギターやウクレレが上達することは、必ずしもシンクロしていないことは自覚している…