この季節、傘は必需品だ。
僕はコンビニや100均で売っている、ビニール傘をよく使う。
100〜500円程度で買えることも理由のひとつではあるが、もうひとつある。
傘の部分が透明なので、視界を遮らないことだ。
昼間でも日光が遮られ薄暗い雨の日、視界の大半を傘で隠して街を歩くのは危険この上ない。
透明のビニール傘は雨を防ぎながら、まわりの状況を見ることができ、安全面でも優秀だ。
しかしビニール傘は安っぽくてイヤ、という人もいるだろう(実際安いけど…)。
そんな人は、この傘を使ってみてはいかがだろうか。
「+TIC」だ。
+TIC
+TICは、そのまま “プラスチック” と読む。
傘の部分はビニール傘と同じく、透明なポリエチレン素材を使っている。
さらに、一般のビニール傘は骨(親骨)や柄(中棒)の部分に金属を使っているのに対し、+TICはここもプラスチックでできている。
その名のとおり、オールプラスチック素材の傘だ。
+TICのスペック
- 使用時サイズ(全長×直径):約790×980mm
- 収納時サイズ(全長×直径):約790×100mm
- 重さ:350g
- 親骨長さ:600mm
- 親骨数:8本
+TICの特徴
- 見やすく見られにくい
傘の生地がビニール素材なので視界を遮らない一方で、独自のカラーリングやグラフィックプリントで外から中は見えにくくなっている。 - 折れにくい
親骨が柔軟性があるプラスチックでできているので、強風・突風に煽られて傘が裏返っても壊れにくい。 - 錆びない
雨に濡れることが宿命の傘は金属部分が錆びやすいが、オールプラスチックなので当然錆びることがない。 - 安全
石突や露先など、尖った部分にも金属部品を使っていないので、安全性が高い。 - リサイクル可能
オールプラスチックなので、廃棄する時はプラスチックゴミとして処理できる。
まとめ
ビニール傘の良さは、先に述べた安価なことと視界が良いことの他に、コーディネートの邪魔にならないこともある。
一般の傘のような仰々しさがなく存在感もないので、ステイタスを気にしなければ、カジュアルはもちろんフォーマルにも合わせられないことはない。
唯一の欠点が安っぽいということだろう。
+TICはビニール傘の手軽さを取り入れながら、安っぽさを払拭している。
ビニール傘に近い一色のカラーラインと、遊び心があるグラフィックラインがある。
比較的安価なので数本購入し、その日の気分で使い分けても楽しいかもしれない。