機能・性能ともに平均値が高いiPhoneではあるが、数少ない欠点のひとつに外部ストレージが使えないことがある。
AndroidはmicroSDカードを使えるものもあるし、使えなくても通常のカードリーダーを接続できるものも少なくない。
ではiPhoneは一切外部ストレージが使えないのかというと、そんなことはない。
このブログでも何度か紹介してきたように、専用のカードリーダーと専用のアプリで、外部ストレージの使用が可能だ。
最新のiPhone・iPad専用カードリーダーが、クラウドファンディングサイト「Makuake」で開発資金を募集したところ、わずか11時間で目標金額を達成した。
「TubeReader」だ。
TubeReaderとは
TubeReaderはLightning端子を搭載した、microSDカードリーダー。
iPhone内のデータをmicroSDに保存したり、逆にmicroSDに保存されているデータをiPhoneで読み込んだりできる。
サイズは33×18×9mmと超小型。
小さすぎて失くしてしまわないか心配だが、ストラップホールが付いているので安心だ。
最大256GBのmicroSDカードに対応しているので、これで足りない人はあまりいないだろう。
足りない人は、簡単にmicroSDカードを入れ替えることができるので、複数枚使えば問題はない。
TubeReaderはYoutube視聴機能搭載!?
TubeReaderの一番の特徴は、その名称からも想像がつくように、YouTubeオフライン視聴機能を搭載していること。
専用アプリ「iFiles+」を起動し、TubeReaderを接続するとYoutube機能が起動する。
必要な動画を再生すると表示される “Cache” をタップすると、TubeReaderのmicroSDカードにコピーされる。
あとは見たい時にTubeReaderを接続し、オフライン再生リストから見たい動画を選ぶだけだ。
外出先でモバイル通信を使って動画を見ていると、想像以上にギガを使っている。
月末にギガが足りなくて、苦しい思いをしているのは僕だけではないはずだ。
あらかじめ見たいYoutube動画をTubeReaderに保存しておいて、オフラインで見ればギガを消費する心配もない。
iFiles+ – PhotoFast Global Inc.
その他の機能も満載!
もちろんYoutubeだけでなく、動画や画像、音楽、ドキュメントなど多くのファイル形式に対応している。
iCloudやDropbox、Google Driveなどの各種クラウドサービスにもアクセス可能。
FacebookやInstagramなどのSNS上の写真やビデオのバックアップだけでなく、iPhone内の連絡先やカレンダー、写真などのバックアップ/復元もできる。
ふだん用とiPhoneバックアップ用のmicroSDカードを使い分けても良いかもしれない。
さらにパスワードも設定できるので、セキュリティも万全だ。
パスワードはTouch IDにも対応しているし、フォルダごとにロックできるので、これ以上求めることはないかもしれない…
まとめ
iPhone/iPad用のカードリーダーとしては、ほぼ完璧な機能を備えているといって良いだろう。
それだけでなく、白く小さなデザインもiPhoneなどApple製品にふさわしいものだ。
わずか11時間で目標金額を達成したのも、不思議ではなさそうだ…
※ 2017年11月15日 16:00の時点で、目標金額の443%になっている… 凄い!